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「優太印」のオリジナルアプリ開発シリーズ① 作り直しも超簡単! 「円盤型当番表」楽々作成アプリをブレゼント!

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子供たちが前のめりになる学級経営&授業アイデア
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自治的な学級をつくる12か月のアイデア
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宮城県公立小学校教諭

鈴木優太

気鋭の実践者・鈴木優太先生による新シリーズが開幕!その名も「『優太印』のオリジナルアプリ開発シリーズ」です。生成AI等を活用して開発した、日々の学級づくりや授業づくりをサポートする独自開発アプリを続々とお届けする予定です。第1回は円盤形当番表を数分で作成してくれるお役立ちアプリ。有料パートまでお読みいただけた方全員にプレゼントします。

執筆/鈴木優太(宮城県公立小学校教諭)

1 円盤型当番表作成アプリ

「先生、今日の当番って誰ですか?」

担任に当番を聞きに来る子どもたち。慌てて教師が今週のローテーションを確認します…。

しかし、「円盤型当番表」があるとどうでしょう?

児童「まだ回ってないよね? ひとつ動かしておくね!」

児童「ありがとう!」

児童「来週の担当は何かな? あ、私は給食当番だ。」

当番表を「ひとずらし」するだけで、全員分の担当が自動で更新できます。子どもたちは先々の見通しを持ち、自分たちの手で当番活動を進めていくことができます。1度作って画鋲で留めてしまえば、ゼロメンテナンスで1年間運用でき、とても重宝します。子どもたちにとって最も公平で、教師にとって最も負担のないシステムです。

円盤型当番表の完成例

しかし、この円盤型当番表は、最初に作るのがけっこう大変です。ExcelやCanvaなどの円グラフ機能を駆使し、テキストボックスを微調整し……。ひと昔前よりも簡単に作れるようになったとはいえ、まだまだ学校現場ではパソコンスキルの高い一部の先生にしか作れない代物のようです。
「自分で作れないから使ったことがない…」という先生が大多数なのが現実です。

だからこそ、私は作りました。

「円盤型当番表作成アプリ」

誰でも、わずか数分で「円盤型当番表」が作れてしまう専用アプリを開発したのです。この記事の最後の課金パートをお読みいただけた方には、そのままお試しいただけるURLをプレゼントします。

【重要:個人情報保護とセキュリティについて】

「児童名を入力するアプリなんて、情報漏洩が怖くて使えない」という先生、ご安心ください。本アプリで入力した情報や設定は、ブラウザに内蔵されているLocalStorageに保存されます。つまり、手元の端末内だけで完全に完結する仕組みです。児童名などのデータが外部サーバーへ勝手に送信されることはありません。各自治体や学校の規定を確認した上で、安心してご活用いただけるよう設計しました。

2 内円盤

アプリの使い方はとてもシンプルです。内円盤と外円盤をそれぞれ作ります。作り方はどちらも同じです。

まずは内円盤です。給食当番表を作る手順を例として挙げます(給食当番は、給食着を家庭で洗濯する事情があるため、全国のほとんどの学級で毎週交代しながら行う当番活動の代表だからです)。

ステップ①:「分割数」を「学級の人数」にする

29名学級なら「29」と入力するだけ。29分割の円盤を手作業で作る苦労を想像してください。
このアプリなら、数字を変えた瞬間に右側のプレビュー画面に29等分の円盤が瞬時に生成されます。これがデジタルの便利さです。

瞬時に作成される29等分の円盤のが面

ステップ②:「データを取込」をタップ

① 「コピペから」 
② 「Excelから」
③ 「Googleスプレッドシートから」 のいずれかを選択します。

①は、ExcelやGoogle スプレッドシートなどの名簿(それ以外のデータからでもOK)から必要部分だけをコピぺして取り込みます。

②と③を選択すると、それぞれA列のデータがそのまま取り込まれます。

子どもたちの名簿をコピペする画面

たったこれだけです。

3 外円盤

外円盤の作り方も全く同じです。

手入力も、もちろん可能です。表のセルを直接選択して、「給食当番①」「給食当番②」「給食当番③」……と入力します。役割まで細分化したい場合は、「①ごはん」「②牛乳」「③おぼん」……といった具合です。

給食着を着る当番だけ色を濃くしたり、文字色を変えたりといった個別設定も直感的に行えます。

個別設定を行っている画面

途中に「空白」の項目があったとしても、指定した分割数にぴったり自動調整してくれます。

さらに「2枚を重ねてプレビュー」ボタンを押すと完成形を確かめることができます。本体サイズ倍率、文字サイズ倍率、フォント、テーマ色、境界線色、文字色などを自由に修正して好みの円盤を完成させましょう。

「2枚を重ねてプレビュー」した画面

「GIGA端末があるのに、わざわざ紙に印刷したくない」という最先端の先生のために、「共有URL発行」機能も搭載しました。ボタンを押すと、プレビュー画面だけをWeb上で共有できる専用URLが発行されます。

教室の大型提示装置にそのまま映し出したり、子どもたちの端末に送ったりと、ペーパーレスでの当番運用がすぐに可能です。ちょっと試行してみたいという場合にも重宝します。

4 印刷

「この円盤を印刷」を押すと、印刷画面が開きます。「A3用紙」でプリントアウトしてください。印刷された2枚の円をハサミで切り抜きます。ラミネート加工すると、とても丈夫になります。最後に円の中心に画鋲を打てば、完成です。

「円盤を印刷」する画面

2枚重ねの回転式「円盤型当番表」が、あっという間に出来上がる感動を、ぜひ味わってください。

5 真の価値は作り直しが簡単なこと

「1度作って画鋲で留めてしまえば、ゼロメンテナンスで1年間運用できる」と冒頭で示しましたが……実は、このアプリの真骨頂は、次の点です。

作り直しが容易な点

これまでの手作り円盤型当番表における困難は、「年度途中の転出入」でした。
人数が1人でも変われば分割数が変わり、またゼロから作り直し。しかし、このアプリなら分割数を変えて再印刷するだけ。この修正の容易さが、教室に革命を起こします。

さらに、子どもたちから「この担当はもう1人増やした方がいい!」「新しい仕事に変えたい!」と提案が出されることがあります。手作りで苦労した当番表であれば、教師もつい「作り直すのが大変だから……」と躊躇してしまっていたかもしれません。しかし、このアプリがあれば、いつでも迷わず円盤を作り直すことができます。「よし、アップデートしよう!」と子どもたちの背中を押すことができます。

教師が与えるだけの当番から、子どもたちが自ら話し合い、練り上げ、子どもたち自身の手で更新していく「創造的な自治活動」へ。教室の当番活動が進化を遂げるためには、円盤型当番表を誰もが容易に作り直せる環境が不可欠だったのです。

分割数は1〜50まで自由自在です。掃除当番や一人一役の当番活動はもちろん、班ごとの役割分担、そして授業でのローテーション活動など、手軽さゆえに教室でのあらゆる活動への横展開が可能です。

本アプリはHTML形式で作成されており、入力した情報や設定はブラウザに内蔵されている「LocalStorage」に保存されます。そのため、入力した児童名などが勝手に外部サーバーへ送信される心配は一切ありません。

一方で、扱う端末(学校のPCとご自宅のPCなど)を変えると、まっさらな状態から再スタートになります。そんな時は以下の機能で同期が可能です。

「設定を保存」:現在のデータをJSONという形式でダウンロードします。
「設定を読込」:保存したJSONデータを読み込み、一瞬で復元します。

これにより、強固なセキュリティを担保したまま、端末が変わっても同じ設定をシームレスに引き継ぐことが可能です。

ここまで読んで「うちのクラスでもやってみたい!」と少しでも心が動いた先生。その直感は正しいです。

「これ、ずっとほしかった!」

「もう、過去の作り方には戻れない!」

新年度のスタートダッシュはもちろん、当番活動がマンネリ化しやすい学期途中のテコ入れにも絶大な効果を発揮します。子どもたちの自治と教師の働き方改革を同時に実現するこのアプリを、以下の有料パートをお読みの上、ぜひお試しください。


鈴木優太(すずき・ゆうた)先生プロフィール
宮城県公立小学校教諭。1985年生まれ。2013年より教育サークル縁太会を主宰し、アイデアに富む教育実践と学びの場づくりに定評がある。最近著に『クラス全員が「聞ける」「話せる」!ペア活動図鑑100』(学陽書房・3月31日発売予定)があり、『教室ギア55』(東洋館出版社)、『「日常アレンジ」大全』(明治図書出版)はベストセラーを記録。みんなの教育技術では5年にわたり連載を担当、現在は『「個」も「集団」も育つ 学級経営&授業アイデア』を連載中。

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②Kahoot問題生成Gem

③初めて子どもがAIを活用して学ぶ授業 国語編

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⑥「◯◯の資料どこ?」と聞くだけで、AIが秒で答えてくれる!

⑦学級開きで子どもたちの心を鷲づかみ!AI活用「オンリーワン絵本」の作り方

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