バスケットボールのシュートが、楽しく上手になる教材はないの?【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #88】

単純にシュートの練習だけではなく、ゲーム化して楽しませながら行うことで、子どもたちの意欲を高く保つことができます。このゲームを続けることで、シュートの経験値を高め、上手になっていきます。シュートを打つことに特化したゲーム、その名も「シュートゲーム」を紹介します。
執筆/東京都公立小学校教諭・逸見淳一
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川譲
目次
1.バスケットボールのシュートって難しい!
バスケットボールタイプの教材は主に高学年で扱います。ほとんどの子が、バスケットゴールへのシュートを、ここで初めて経験することになります。シュートの技能が高まらないままゲームに入ると、当然、得点が極端に少なくなってつまらないゲームになります。研究授業の指導案で見かけるような、1時間の中に[ドリルゲーム→タスクゲーム→メインゲーム]が組み込まれる計画では、楽しくないゲームがかなり長い時間続いてしまうのです。
このような事態を避けるためには、ゲームに取り組む単元の前にシュートの技能を高めておくことが必要です。
今回紹介する教材は、上記の[ドリルゲーム]の内容にあたります。この教材を1時間の半分の時間で扱うことで、子どもたちは[メインゲーム]として十分に楽しんでシュート技能を高めていきます。「バスケットボールをするための練習」「早くゲームがしたい」という意識よりも、「シュートゲームって楽しい」と思うほうが、夢中になって取り組めますよね。
それでは、ゲームのやり方を説明します。
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執筆
逸見淳一
東京都公立小学校 教諭
1980年東京都中野区生まれ。「みんなができる、みんなでできる」体育授業を目指し、日々研鑽中。子供たちにとっても教師にとってもよりよい体育授業が広まるように、オンラインで研修会を行っている。『「資質・能力」を育成する体育科授業モデル』(共著)(学事出版)

監修
平川譲
筑波大学附属小学校 教諭
体育授業研鑽会 代表
筑波学校体育研究会 理事
1966年千葉県南房総市生まれ。楽しく力がつく、簡単・手軽な体育授業を研究。日本中の教師が簡単・手軽で成果が上がる授業を実践して、日本中の子どもが基礎的な運動技能を獲得して運動好きになるように研究を継続中。『体育授業に大切な3つの力』(東洋館出版社)等、著書多数。
