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キャリア・パスポート【わかる!教育ニュース #92】

連載
中澤記者の「わかる!教育ニュース」
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先生だったら知っておきたい、様々な教育ニュースについて解説します。連載第92回のテーマは「キャリア・パスポート」です。

中央教育審議会の作業部会で「キャリア・パスポート」の改善案提示

子供の小学校から高校まで12年間の学びや経験を記録した「キャリア・パスポート」は、将来を見通しながら書いたことをふり返り、自分らしい生き方を考えるためのものです。けれど、「記録のための記録」になっていませんか。今、制度の見直しが模索されています。

特別活動について議論する中央教育審議会の作業部会で先日、キャリア・パスポートの改善案が示されました(参照データ)。柱の1つは、文部科学省が示したワークシートの様式例「例示資料」の廃止。資料を基にシート作成が広がり、「何のために作るのか」という肝心な点の理解が深まらず、形骸化しているとの指摘があるためです。

もう1つは、デジタル技術の活用を前提にした運用です。これまでは紙での管理が基本で、進学時の引き継ぎ負担も課題でした。そこで、学習用端末が普及した現状を踏まえ、情報はクラウド上などでの個人管理に変え、学校間の引き継ぎも求めない考えを示しました。

「記録を基に自分の生き方を考える」という本質がぼやけている

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