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デジタル教科書【わかる!教育ニュース #94】

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中澤記者の「わかる!教育ニュース」
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先生だったら知っておきたい、様々な教育ニュースについて解説します。連載第94回のテーマは「デジタル教科書」です。

デジタル教科書は日常的に使うほうが、学びを支える力を発揮しやすい

デジタル教科書を「正式な教科書」にする改正法が成立しました。けれど、学校現場では「学びが深まるのか」「紙との使い分けは」と手探りの状態が続いているのではないでしょうか。文部科学省が2025年、小中学校の教員1万2702人と児童生徒6万5916人に行った調査結果には、その答えにつながる手がかりが示されています(参照データ)。

デジタル教科書は徐々に浸透しています。「毎授業使う」は28.4%で、2022年のおよそ5.8倍。一方で、「4回に1回未満」も32.2%あり、日常使いの教材として定着した、とはまだ言いきれません。

そもそも、デジタル教科書の使用頻度は学びにどう関係するのでしょうか。今回の調査で見えてきたのは、デジタル教科書を「いつも使う」という子は、授業の内容をよく理解していたり、主体的に学んだりしている傾向があることです。

例えば、小学生の場合で、授業の内容をよく理解している子を見ると、デジタル教科書を「いつも使う」割合は、60.6%。ところが、「2回に1回」だと46.0%にとどまります。課題の解決に向けて主体的に学ぶ子も「いつも使う」が48.9%の一方、「2回に1回」は36.1%と差があります。学力や学びの態度は、デジタル教科書の使用頻度だけで決まるわけではありません。それでも、この結果から、デジタル教科書はたまに使うよりも日常的に活用するほうが、学びを支える力を発揮しやすいと考えられます。

66.2%の教員が、難しかった授業の工夫ができた

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