紙飛行機で遊ぶ!学ぶ!小学校と保育園の「架け橋」プログラム実践ルポ【横浜市立 東本郷小学校×横浜市鴨居保育園】


目次
今の幼保小連携、どうなってる?
こんにちは。保育系媒体の制作をしているライター(イラストレーター)です。
少々、小学校の先生にうかがいたいのですが、先生がたにとって「幼保小連携」は、今、どのくらいの熱量で行われているのでしょうか?
保育業界では、「幼保小連携」はホットなテーマではあります。でも日々の保育に忙殺され、行うにしても「単発的な交流事業がやっと」というケースが少なくありません。2025年度から始動している「架け橋プログラム」のイメージも、なかなかつかめないでいるようです。
そんな中、モデル事業として「先駆的な〝架け橋プログラム〟を行っている公立小学校がある」という話を聞きました。
そこで、横浜市内の保育事業のサポートをしている大豆生田啓友先生(※)にご一緒して、おうかがいすることに。
そのお目当ては、「横浜市立東本郷小学校」です!
保育業界に軸をおく立場から、レポートさせていただきます。

それは幼稚園、保育園でよく見る光景だった
2026年1月19日。
横浜市立東本郷小学校の1年1組に、近隣の「横浜鴨居保育園」から年長児がやってきます。
「生活科」の時間を利用した「紙飛行機で遊ぼう」という企画を1組の子どもたちが考えました。


「ノーマル」「ことり」「つばめ」「びょういん」という、4つのタイプの紙飛行機コーナーを1組の子が設定しています(ちなみに、「びょういんタイプ」は、その紙飛行機を後ろ側から見ると、「+」(赤十字)に見えることから命名したのだとか)。

それぞれ、園児たちが折った飛行機は、1年生が準備したコーナーで遊べる趣向になっていました。



実は保育では、大がかりな「お店屋さんごっこ」や、さまざまなおばけが仕込まれた「おばけ屋敷ごっこ」などが、比較的多くの園で行われています。
これらは通常、子どもの興味から始まる、遊び・学びのプロジェクトです。
ですから、この紙飛行機の活動は、私たち保育業界のメンバーには、「なじみのある風景」なんですね。
小学校の交流事業では、こうした活動は今まであったのだと思います。
でも東本郷小学校の場合、注目すべき特徴は、これが「単発の交流イベントではなく、長期の連続したカリキュラムの中に、複数の教科と関連しながら、柔軟に位置づけられている」点です。それは一体、どのような形で行われているのでしょう?
