台上前転の授業はどうすればいいの? 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #73】

台上前転は、高いところで「くるっ」と前転をするので、子どもたちが爽快感や達成感を味わうことができる運動です。その一方で、固くて狭い跳び箱の上で前転することに、心理的な抵抗をいだく子もいます。その多くが、「痛そう」「落ちそう」という不安を感じる子です。これらの不安をいだく子たちに対しては、基礎感覚・技能を身につけ、高めていくことに加えて、場の設定を工夫することによって、このような思いをもたせないようにしていきましょう。
執筆/筑波大学附属小学校教諭・眞榮里耕太
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川譲
目次
1.まっすぐ前転しましょう
まずは、まっすぐ前転することを身につけます。これは、台上前転を成功させるための大切なポイントです。
マットにある縫い目や印を目安にして、まっすぐ前転をします。狭くて短い跳び箱の上をまっすぐ前転することを考えると、ここでまっすぐ進む感覚を身につけておく必要があります。
まっすぐ回ることに慣れてきたら、帽子を膝に挟んだ前転に取り組みましょう。前転の質を高めることをめあてとすることで、一人一人の運動の難易度を変えることができます。

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執筆
眞榮里 耕太
筑波大学附属小学校教諭
筑波学校体育研究会 理事長
1980年沖縄県那覇市生まれ。日々の体育授業を通して子どもたちが「できる」ことを少しでも増やしていくことを目指して実践中。『写真でわかる 運動と指導のポイント 体つくり』(大修館書店)等

監修
平川譲
筑波大学附属小学校 教諭
体育授業研鑽会 代表
筑波学校体育研究会 理事
1966年千葉県南房総市生まれ。楽しく力がつく、簡単・手軽な体育授業を研究。日本中の教師が簡単・手軽で成果が上がる授業を実践して、日本中の子どもが基礎的な運動技能を獲得して運動好きになるように研究を継続中。『体育授業に大切な3つの力』(東洋館出版社)等、著書多数。
