開脚跳びの授業はどうすればいいの? 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #70】

「跳び箱運動をイメージしてください」と言われたら、多くの方が、真っ先に「開脚跳び」を思い浮かべると思います。開脚跳びは、それほど広く知れわたっている運動です。子どもたちも「〇段跳ぶことができる」と表現するように、一般的に高い段を跳ぶことに主眼が置かれます。
中には、入学前やスポーツクラブで、すでに開脚跳びを経験している子もいます。挑戦してみたいと期待する子がいる一方で、「跳び箱」に対して痛そう、怖いという恐怖心を抱く子もいます。
小学校の体育授業ですので、どの子も「できた」という達成感を味わうことができるように基礎感覚・技能を高めてから跳び箱の開脚跳びに取り組みましょう。
執筆/筑波大学附属小学校教諭・眞榮里耕太
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川譲
目次
1.基礎感覚・技能を高めましょう!
開脚跳びを成功させるためには、いくつかの技能ポイントがあります。その中でも特に「両足で踏み切ること」「跳び箱を強く押すこと」「両足で着地すること」の3点が大切です。これらにつながる基礎感覚・技能は、折り返しの運動の動物歩きで身につけることができます。特にうさぎ跳びは開脚跳びの類似の運動と言えます。まずは、ここから始めましょう。また、折り返しの運動と同様に、馬跳びと「どこまでうまとび」(#69参照)も開脚跳びとほぼ同じ運動です。全員が跳べるようにしておきたいものです。
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執筆
眞榮里 耕太
筑波大学附属小学校教諭
筑波学校体育研究会 理事長
1980年沖縄県那覇市生まれ。日々の体育授業を通して子どもたちが「できる」ことを少しでも増やしていくことを目指して実践中。『写真でわかる 運動と指導のポイント 体つくり』(大修館書店)等

監修
平川譲
筑波大学附属小学校 教諭
体育授業研鑽会 代表
筑波学校体育研究会 理事
1966年千葉県南房総市生まれ。楽しく力がつく、簡単・手軽な体育授業を研究。日本中の教師が簡単・手軽で成果が上がる授業を実践して、日本中の子どもが基礎的な運動技能を獲得して運動好きになるように研究を継続中。『体育授業に大切な3つの力』(東洋館出版社)等、著書多数。
