開脚跳びの前にどんな運動に取り組めばいいの? 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #68】

跳び箱運動の中でも、最もポピュラーなのが開脚跳びです。しかし、必要な運動感覚が身についていない状態で、跳び箱を準備して開脚跳びに取り組んでも、なかなかうまくいきません。逆に、恐怖心が芽生えたり、準備や片付けに時間がかかり、十分な運動機会が得られなかったりすることが考えられます。そこで今回は、開脚跳びに必要な運動感覚を身につけることができる「馬跳び」について、指導のポイントやバリエーションを紹介します。
執筆/筑波大学附属小学校教諭・齋藤直人
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川譲
目次
1 馬跳びのポイント
まずは、馬跳びの運動のポイントについて整理します。
馬跳びは2人で行う運動です。安全面を考慮して、必ず体格が同じくらいの2人が組むようにします。馬跳びは跳ぶことも大切ですが、丈夫で安定した安全な「馬」をつくることが大切ですので、組み合わせには配慮が必要です。
①馬の背中の中央に手をつきます。指を開き、指先に力を入れ、手のひら全体をつきます。
②膝を曲げてから踏み切ります。
③肩と頭を前に出して、着地する場所を目で確認します。
④両手で馬を押します。後ろに押すイメージで着地ギリギリまで手を離さないようにします。
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執筆
齋藤直人
筑波大学附属小学校 教諭
筑波学校体育研究会 理事
1985年 山形県庄内町生まれ。「体の基本的な動きを身に付け、高めること」を目指した対話(声かけ、お手伝い)でつなぐ体育授業を研究。全国の子どもたちや先生方が、今よりほんの少しでも体育授業を好きになってもらえる方法を模索中。著書に『対話でつなぐ体育授業51』(東洋館出版社)等。

監修
平川譲
筑波大学附属小学校 教諭
体育授業研鑽会 代表
筑波学校体育研究会 理事
1966年千葉県南房総市生まれ。楽しく力がつく、簡単・手軽な体育授業を研究。日本中の教師が簡単・手軽で成果が上がる授業を実践して、日本中の子どもが基礎的な運動技能を獲得して運動好きになるように研究を継続中。『体育授業に大切な3つの力』(東洋館出版社)等、著書多数。
