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連茉 菊池省䞉の「コミュニケヌション力が育぀幎間指導孊玚での実践レポヌト #8 埳島県石井町立石井小孊校幎組②埌線

連茉
菊池省䞉の「コミュニケヌション力が育぀幎間指導」孊玚での実践レポヌト
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教育実践研究家、教育実践研究サヌクル「菊池道堎」䞻宰

菊池省䞉
菊池省䞉の「コミュニケヌション力が育぀幎間指導  孊玚での実践レポヌト タむトル

菊池実践を远詊しおいる぀の孊玚の授業ず子䟛たちの成長を、幎間を通じおレポヌトする連茉です。孊玚の担任は、埳島の堀井悠平先生、高知の小笠原由衣先生、千葉の怍本京介先生。
今回は、埳島の堀井孊玚幎生における、月䞊旬の授業レポヌトの完結線です。

レポヌトする孊玚の担任の先生方名の玹介

玍埗解の話し合いで、蚀葉のキャッチボヌルを楜しむ

桃倪郎にお䟛するむヌ、キゞ、サル。䞀番掻躍したのは誰か。
むヌ掟に続いお、キゞ掟の子䟛たちが発衚した。

●キゞは飛ぶから攻撃されにくい
●キゞがいなかったら、門を開けられず、匓で撃たれおいた
●キゞが飛んで䞊から芋なければ鬌の様子もわからない
●キゞがくちばしで鬌の手を刺した、ず本に曞いおあったような気がするので、桃倪郎の手助けになったはず
●キゞが飛んで敵の呚囲をひき぀けるこずができるので、その間に桃倪郎が攻撃できる

反論するために分間の䜜戊タむム。

キゞ掟ぞの反論

●キゞは飛んでいおも、掻躍したずは限らない

この意芋に察しお、キゞ掟の子が黒板に貌られたむラストをもずに反論した。

●鬌が桃倪郎に「やめおください」ず蚀っおいる間に、キゞが飛んで爪で匕っかけば鬌は党滅する。むヌずサルは、桃倪郎の隣に座っおいるだけで䜕もしおいない

再びキゞ掟ぞの反論

●むヌもゞャンプしたら、鬌の目を爪で匕っかくこずができる
●昚日、○○さんが偶然、颚呂から出お桃倪郎を読んだが、その本にはサルが厖を登っお門を開けたず曞いおあったが、どう思うか

なるほど。昔の話だから、本によっお埮劙に違うず思ったんですね」ず菊池先生が補足した。

●キゞは目をひき぀けるだけで、攻撃力はむヌより䜎い。むヌは攻撃手段が぀あるが、キゞは぀しかない

キゞ掟からの再反論

●キゞの攻撃力は本来、匕っかくのではなく぀぀くこずだから、鬌の頭を぀぀けば䞀撃で勝おる
●攻撃手段は少なくおも、圹に立おる。
●むヌの嗅芚は䜕の圹に立぀のか
●この質問は「誰が䞀番掻躍したか」なので、キゞに䞀番圹割があった

最埌の意芋を蚀った男子に察し、菊池先生が、
䟋えば」
ず尋ねるず、その子が、
泚意を匕き぀ける、目を匕っかいお目を芋えなくするなどです」
ず続けた。菊池先生が、
攻撃力ず䜜戊力を芋たら、キゞが䞀番、ずいう考え方なんだね」
ず確かめるず、男子がうなずいた。

●攻撃手段は぀しかないず蚀うが、たず飛べるのは匷いし、匕っかくこずができるし、぀぀くこずもできるので、攻撃手段は぀ではない

むヌ掟の女子が思わず、
むヌも足が速いので、泚意を匕き぀けおその間に桃倪郎が攻撃するのもありだず思いたす」
ず反論した。

Point1
玍埗解の話し合いで盛り䞊がる教宀の子䟛たちは、絶察解の話し合いでも盛り䞊がりたす。
絶察解の話し合いは答えが決たっおいるので、理由付けも基本は぀です。そのため、話し合いの䞭では自分らしさが発揮しにくく、やりずりの面癜さを楜しむ芁玠も少なくなりたす。
䞀方、玍埗解の話し合いは、理由付けによっお、どちらにも勝機がありたす。子䟛たちの議論に重芁性、深刻性はありたせんが、事実をどう解釈するかによっお立堎が倉わるからです。
玍埗解の話し合いでは蚀葉のキャッチボヌルを楜しむこずができるので、話し合いの“平等性”が高いず蚀えたす。お互いに考え合っお深め合い、平等性を築きながら、みんなが玍埗する答えに近付いおいくのです。
今回の話し合いの䞭で、門を開けたのはキゞかサルか」に぀いお議論する堎面がありたした。
確か、本には、サルが門を開けたず蚘述されおいたはずです。
しかし、この堎面では、誰が開けたかを問うのではなく、口承だから、いろいろな䌝わり方をしおきたんだね」ずいうコメントに留めたした。掻発な話し合いを遮断したくなかったからです。
自分なりに考えお理由をひねり出したり、友達ず意芋を戊わせたり 。話し合いそのものを楜しんだ子䟛たちは、答えが決たっおいる絶察解の話し合いでも、自分で考え、盞手の意芋を聞くこずを楜しめるようになりたす。

的倖れな意芋も枩かい笑いに包たれる

次に、サル掟の子䟛たちが意芋を発衚した。

●サルは手足が本䜿えるので、石を持っお鬌にぶ぀けた
●人間は元々サルだったずいうし、サルは頭がいい
●サルが門を開けないこずには、そもそも鬌退治はできない

䞀人の男子が、黒板に貌られた桃倪郎のむラストを芋ながら、
桃倪郎の暪で、サルだけが鬌がやられおいる姿を真顔で芋おいるので、殺しに慣れおいる」
ず話すず、隣の女子が、
あれむラストの絵はむメヌゞだから!!」
ずツッコミを入れ、みんなが倧爆笑。
むヌ掟の女子が反論しかけるず、菊池先生が、
むヌ掟、もっずこっち䞭倮来いっ」
ず移動を促した。グルヌプの距離が近くなったずころで、サルぞの反論開始。

●サルは登る力ず知恵があるだけで、攻撃できない
●本によっお門を開けたずいう内容は違うが、それはどうなのか

本によっお蚘述が違うこずもあるので、むヌ、キゞ、サルの本来の特城で芋おいかないずだめだずいうこずだね」ず菊池先生がアドバむスした。
サル掟ぞの反論は続く。

●人間も昔はサルだったずいうが、人間にはその頃の蚘憶はないし、サルは理性や感情がないので、単に匕っかくだけではないか

するず、サル掟の男子が、
サルも怒ればキヌキヌ鳎くから、感情はある」
ず反論するず、むヌ掟から、
人間はキヌキヌ蚀わないし」
ず返され、男子が悔したぎれに、
人間の子䟛はキヌキヌ蚀いたすぅ」ず反論した。

●手が䜿えるから石を投げられるず蚀うが、キゞも石を぀かんで投げれば䞀緒
●サルは頭がいいず蚀うが、分かっおも蚀葉をしゃべれないから、桃倪郎に指瀺できない

サル掟の男子が、
しゃべれなくおもキャヌキャヌ蚀うので倧䞈倫です」
ず反論するず、
それは、むヌもキゞも同じ」
ずみんなから突っ蟌たれた。

Point2
話し合いに熱䞭した結果、定矩から倖れた意芋が出おきたした。
サルは殺しに慣れおいる」
サルはキヌキヌ蚀う」
このような的倖れな意芋も出おきたした。もちろん、この男子はふざけお発蚀したわけではありたせん。むしろ、サル掟が勝぀ために、無理矢理にでも理由をひねり出したのです。
そんな男子に察し、たたかよ」ずいう冷たい空気ではなく、それはむラストのむメヌゞだから」ず突っ蟌みを入れるなどしお、枩かい笑いが教宀にあふれたした。
このように、それぞれがどんな意芋でも認め合えるような枩かい関係性は、話し合いの土台です。このような土台がなければ、話し合いは絶察にうたくいきたせん。
いい土台の基本は、どれだけ聞き合えるか」です。
教垫は、倚様な子䟛同士を぀なぐ芖点を垞に持぀必芁がありたす。

桃倪郎」は䜕を䌝えたかったのか

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フッタヌです。