ページの本文です

47都道府県縦断!全国オリジナル地域教材でつくる「本気!」の道徳授業#38  歯車が回るとき

関連タグ

北海道公立小学校教諭

藤原友和
連載「47都道府県縦断!全国オリジナル地域教材でつくる「本気!」の道徳授業」バナー

全国各地の「ひと・もの・こと」を教材化し、子どもたちの感情、思考、価値観を大きく揺さぶる道徳授業をつくる。さらにそれらを集めてアーカイブ化しようという野望に満ちたリレー連載。毎週公開します。今回の執筆者は、埼玉県吉川市の青木貴弘先生です。

編集委員/藤原友和(北海道函館市立鍛神小学校教諭)
執筆/青木貴弘(埼玉県吉川市立美南小学校 教諭)

はじめに

私は北海道が好きで、ちょくちょく旅に出ます。いいですよね、北海道。本当に、何でもあります。海のものも、山のものも、何でも。

翻ってこちらは、私の住む埼玉県。さあ、他県の皆さんは埼玉県と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?……何も、ない? そうですね、埼玉県って、魅力度ランキングの結果からもわかるように、どうしても「何もない」イメージが強いんですよね……。

でも、あるんです。探してみると、あるんです。魅力的なものが、ザクザクと。

埼玉県は、大きくは東西南北で地区分けされており、私が勤めているのは東部地区と呼ばれる地域になります。路線で言えば、東武スカイツリーラインとJR武蔵野線が通る地域になります。そんな東部地区の中でも、今回は「越谷市」という市に眠っていた材にフォーカスした授業をご紹介します。

1 教材について

埼玉県越谷市。聞いたことはありますか?越谷市は、日本一大きなショッピングモール・越谷レイクタウンがあることで有名です。また、JR武蔵野線の南越谷駅周辺で、毎年夏になると開催される南越谷阿波踊りは、実は日本三大阿波踊りの一つとして知られています。

さて、そんな越谷市内には8つの駅があります。中でも東武スカイツリーラインの越谷駅がつい最近再開発され、非常に綺麗になりました。と同時に、駅構内には「越谷らしさ」を存分に感じさせる飾り付けがなされたのです。その「越谷らしさ」を感じさせるものが、「籠染灯籠」。これは、現在の越谷市の特産品の一つです。

私がこの籠染灯籠と出会った時点では、籠染灯籠は既に、「灯籠」として周りを照らすための道具として認知されていました。しかしお気付きかもしれませんが、これは「籠染」灯籠という名前を授かっているのです。灯籠という言葉はわかるにしても、この「籠染」とは一体何なのか?そこから、私の教材研究は始まりました。

なお、私の授業は基本的に、PPTで進めることを前提に制作しています。

2 授業の実際〜歯車が回るとき〜

この記事をシェアしよう!

フッターです。