【教員向け】スマホで読まれる学級通信の書き方!5つのコツと例文

「学級通信をスマホで配信し始めたけれど、保護者に最後まで読まれているか不安……」とお悩みの先生はいませんか? 配信方法がデジタルになっても、紙と同じ文章の書き方では、スマホの小さな画面では長くて読みにくく、大切な情報が伝わらない可能性があります。
本記事では、スマホで読まれる学級通信の書き方「5つのコツ」を、具体的な例文とともにわかりやすく解説します。「結論から書く」「一文を短くする」といった簡単な工夫で、保護者にしっかり伝わる文章に生まれ変わります。すぐに使えるテクニックばかりですので、ぜひ参考にしてください。
【連載】マスターヨーダの喫茶室~楽しい教職サポートルーム~
執筆/元山形県公立学校教頭・山田隆弘(ようだたかひろ)
目次
コツ1:一番伝えたいことを最初に書く(結論先出し)
スマホの画面に表示される情報量は限られています。「ちょっと長そうだな。あとで読もう」となれば、そのまま読まれることはありません。だからこそ、一番伝えたい結論を最初に書く「結論先出し」を意識しましょう。
【Before】
先日の授業参観には、お忙しい中、多くの保護者の皆様にお越しいただきありがとうございました。子どもたちは朝から少し緊張している様子でしたが、授業が始まるといつも以上に友達と意見を交流しながら生き生きと学習に取り組んでいました。今回の授業では、友達の考えを聞きながら自分の考えを深めていくことをねらいとして……(続く)
【After】
友達の考えを「聞く力」が育ってきました。 先日の授業参観では、友達の意見を聞いて「なるほど」「ぼくは少し違うな」と考える子どもたちの姿が見られました。4月には自分の考えを発表するだけで精一杯だった子どもたちですが……(続く)
Beforeの文章も決して悪くありませんが、最初の数行を読んだだけでは「何が言いたいのか」がわかりません。スマホでは、見出しや最初の1行で「この記事の結論」を提示することが重要です。
コツ2:一段落、一メッセージで書く
段落の中に複数のテーマを詰め込まないようにしましょう。
「あのことも伝えたい」「そういえば、これも」「保護者へのお願いも入れておこう」……その結果、1つの段落の中に、授業の様子、子どもたちの成長、教師の感想、家庭へのお願いまで全部入ってしまうことがあります。書いた本人の頭の中ではつながっていても、読者にはその文脈が見えません。
「一段落、一メッセージ」と決めましょう。一つの話をしたら、改行して空白行を作る。スマホの画面では、この「適度な余白」があるだけで視覚的にグッと読みやすくなります。
