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【中1・体育「持久走」】今日の自分のベストはどこにある?──走りながら学ぶ「自己調整」の授業[前編]〈デジタル×深い学び〉

連載
「デジタル×深い学び」の授業デザインReport

今回紹介するのは、埼玉県久喜市立鷲宮東中学校の保健体育の授業です。夢川大貴教諭の指導のもと、持久走に挑む1年生たち。自身のコンディションや天候などの条件を考慮しながら自分のペースを決めて走り抜く「自己調整」をテーマに学びました。

この記事は、連続企画『「デジタル×深い学び」の授業デザインReport』の42回目です。記事一覧はこちら

埼玉県久喜市立鷲宮東中学校

「私が あなたが みんなでつくる鷲宮東中学校」をめざす学校像とし、学校教育目標である「自律・尊重・貢献」の具現化や、すべての生徒が学ぶ意義を感じる支援の研究を行う。2026年度からは教育課程特例校として「未来創造科」を設け、生徒の「非認知能力」や「探究的に学ぶ力」を育んでいる。

「目標タイム」を自分で設定

初夏の強い日差しが降り注ぐグラウンドに、中学1年生が整列します。「今日はちょっと気温が高くて大変ですが、みんなで頑張っていきましょう」という夢川教諭の第一声で、本時はスタートします。

最初の指示は、手元のワークシートを開くこと。前時の持久走で計測した自分のタイムと、今日の目標タイムを確認させます。

前時はとくにペース配分などを指示せずにただ走らせてみたという夢川教諭。今時は、そこから一歩踏み込んで「自分のペースを、自分で調整する」ことが課題となります。

目標タイムは、この後のウォーミングアップを通してもう一度見直します。実際に体を動かしてみて、本当にそのタイムでいけそうか、確認してから走り出しましょう。

●指導のポイント
目標は「立てて終わり」ではなく、当日のコンディションに照らして「調整する」ものとして扱っています。前回の走りがちょうどよかったのか、まだまだ伸ばせたのか、今日の体の調子や筋肉の疲労などはどの程度かなどを考えながら、ペースを自己調整して走れるようになることが目標です。

前回の自分の記録、今日の自分のコンディション、天候などの条件から、自分なりの目標ペースを検討します。

ウォーミングアップを通じて目標タイムを自己調整

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