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「他教師との連携」の難しさと重要性を認識した授業【「授業準備が間に合わない!」ピンチから学んだ授業づくり/先輩教師の体験談#11】

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「授業準備が間に合わない!」ピンチから学んだ授業づくり【先輩教師の体験談】
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授業準備が間に合わない!

日々様々な業務に追われている先生の中には、「授業準備の時間を確保できない」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。しかし実際にそうした局面にどのように対峙し、ピンチを乗り越えればよいのでしょうか。本連載は、授業準備が困難なときに先生方がどのように対処したのか、成功例そして失敗例を赤裸々に語っていただくリアル体験談集です。ピンチに直面したからこそ得られた気付きや学びに加え、授業準備の効率化につながるアドバイスもご提案いただきました。 今回は、神奈川県横浜市立小雀小学校 江原和宏先生の体験談(前編)です。

体験談 ① 打ち合わせなしで、AETと新単元の授業を行うことに!【4年生・外国語】

「Do you have a pen?」

勤務先の学校では、外国語の授業は毎回授業後の休み時間にAET(英語指導助手)と次回の打ち合わせを行うことになっています。しかし、実際には打ち合わせの時間が取れないことがあります。放課後も校内業務などを優先することが多く、教材研究をする時間が取りにくいという状況がありました。

ある日の外国語の授業のこと。
その日は新しい単元(小4「Do you have a pen?」)の一回目だったこともあり、本来はAETとの打ち合わせが必須でしたが、その時間を取ることができませんでした。
そこで、とりあえず「新しい単語」「質問項目と答え方」といった中心となる項目のみを確認し、いつものように自分がT1として授業を行い、必要なところでAETに入ってもらう形で授業を進めることにしました。

授業の流し方や板書の仕方については、年度初めにAETとある程度決めていた、定型パターンに当てはめることにしました。

具体的な授業展開は以下のような流れです。

① 初めのあいさつ
② 歌
③ メイントピック
④ まとめ・ふり返り
⑤ 終わりのあいさつ

③のメイントピック以外は、この流れで何とかなると思いました。

AETと年初に決めていた定型パターンの板書案
AETと年初に決めていた定型パターンの板書案

T1として定型パターンの授業を主導し、乗り切った

②の歌は、トピックに合わせて工夫することも可能でしたが、あらかじめデジタル端末やGIGA端末の共有フォルダに保存していた教材をその場でピックアップして使用。

③のメイントピックの場面では、まず「Do you have a pen?」と子供たちに問うことから始めました。子供たちに問いかけた後、AETにも同じ質問をすると「Yes, I do.」と回答。これを数回くり返し、黒板に質問内容の英語と答え方を書き、本時のキーセンテンスを提示しました。

その後は、事前打ち合わせができなかったこともあり、新しい単語の指導をAETにお願いすることにしました。私はその間にメイントピックで扱う視聴覚教材の準備をし、再びその教材を使いながらT1として授業を進めていきました。

ハラハラしながらも何とか第1時の授業を終了。
結果として、子供たちはいつもと変わらない反応でした。
新しい単語についても、子供たちはAETの発音をよく聞いてくり返し発音しており、④のまとめ・ふり返りの場面でも、「英語で持ち物が言えるようになった」「友達に、『えんぴつは持ってる?』 と聞く英語の言い方がよくわかった」と答えてくれ、安心して学習に向かうことができた様子がうかがえました。

構成/出浦文絵
企画/小学館インクリオ

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