2/18開催オンライン講座「愛着障害のこどもが育つアプローチと保護者支援~次年度への引き継ぎも考える~」(講師:米澤好史×川上康則×藤原友和)のお知らせ
近年、対応の重要性が叫ばれる「愛着障害」のこどもたち。
「学級崩壊の原因になる」「対教師暴力の原因となる」「発達障害と混同して投薬してしまう」等、深刻で切実な状況に一石を投じるべく、2023年秋、計3回にわたり開催した研修会には、予想をはるかに超えて多くの方が参加され、熱いご感想をたくさんお寄せいただきました。
そこで2024年の2月18日、学びをさらに深めるための講座を開催します。
講師陣は、この分野の第一人者・米澤好史教授に加え、川上康則先生(特別支援学校担任)と藤原友和先生(公立小通常学級担任)。
こどもや保護者への具体的なアプローチと、次年度への引き継ぎについて掘り下げていきますが、初めてご参加いただく方にも分かりやすい講座です。
今回も研究特別支援教育の現場、通常学級の現場、それぞれの視点がクロスし、新たな知見が生成する刺激的な場となります。
拡大版で2時間半、年度末に向け、一緒に学びましょう。保育園・幼稚園の先生方、保護者の皆様も大歓迎です。
【イベント名称】
愛着障害のこどもが育つアプローチと保護者支援〜次年度への引き継ぎも考える〜
【講師】
米澤好史 先生(和歌山大学教育学部教授)
川上康則 先生(東京都杉並区立済美養護学校教諭)
藤原友和 先生(北海道公立小学校教諭)
ファシリテーション・グラフィック
小林雅哉 先生(北海道公立小学校教諭)
【対象】
全国の学校・保育園・幼稚園の先生方、保護者の皆様、教育関係者の皆様
【開催日時】
2024年 2月18日(日)19:30~22:00(150分拡大版)
【参加費】
3,500円(税込)/おひとり ※今回は2時間半の拡大版です
※2週間の見逃し配信付き
※複数人で参加される場合も、参加される方おひとりずつ個別にお申し込みください。複数人分をまとめてお申し込みご希望の場合は senseiseminar@shogakukan.co.jp までメールでお知らせください。
【プログラム】(予定)
19:30~19:35
趣旨説明、スケジュール説明
︎19:35~20:10
米澤好史 先生 講座 「愛着修復 保護者への支援と引き継ぎのポイント」
︎20:10~20:45
川上康則 先生 講座 「家族が愛着障害と向き合うときの気持ちのつくり方と、それを支える関係者の立ち位置」
︎20:45~21:20
藤原友和 先生 講座 「チーム対応の具体と次年度への引き継ぎ」
︎21:20~22:00
鼎談 米澤好史先生×川上康則先生×藤原友和先生 「引き継ぎ&保護者との連携、何が必須なのか」
※リアルタイムで書き込んでいただいた参加者からのご質問にも時間の許す限りお答えいただきます。
【講師陣のプロフィール】
米澤好史(よねざわ・よしふみ)
和歌山大学教育学部教授。臨床発達心理学・実践教育心理学が専門。臨床発達心理士スーパーバイザー、学校心理士スーパーバイザー、上級教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー・スーパーバイザー。日本教育カウンセリング学会理事、日本教育実践学会理事。著書に「やさしくわかる!愛着障害」(ほんの森出版)、「愛着障害は何歳からでも必ず修復できる」(合同出版)等、多数。
川上康則(かわかみ・やすのり)
かわかみ・やすのり。1974年東京都生まれ。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。今一番注目度の高い特別支援教育の実践者。著書は「こんなときどうする?ストーリーでわかる特別支援教育の実践」(学研プラス)、話題を呼んだ「教室マルトリートメント」(東洋館出版社)ほか多数。
藤原友和(ふじわら・ともかず)
1977年北海道函館市生まれ。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。函館市国語教育研究会、同道徳研究会、同生活科・総合的な学習教育研究会、同学校図書館研究会に所属。最近著は『オリジナル地域教材でつくる「本気!」の道徳授業』(小学館)。教育情報サイト「みんなの教育技術」にて「ChatGPTがもたらす 教育パラダイムシフト」を連載中。
【主催】
小学館 教育編集室/みんなの教育技術