• 勉強マーク小学館ロゴ
  • facebookアイコン
  • twitterアイコン

表紙の絵本画家リレーエッセー どい かやさん

2019/6/17

雑誌『教育技術 小一小二/小三小四/小五小六』では、月替わりで人気の高い絵本画家に表紙用のイラストの作画をお願いしていきます。本コーナーでは、その絵本画家さんに、小学生の頃の思い出を当時の写真とともに綴っていただきます。2019年7/8月号は、どいかやさんの思い出です。

教育技術2019年7/8月号表紙
『教育技術』2019年7/8月号3誌の表紙に使用された、どい かやさんの絵

夏休みの思い出

おばあさまが愛用のハーフサイズカメラ「オリンパスペン」で
撮ってくれた子ども時代の姉妹写真。左がお姉さん、右がかやさん。

夏休みは基本たいくつでした。

普段から早起きでしたが、夏休みも6時には起きてしまっていました。早朝することもなく、夏休みの子供向けアニメ(確か「東京12チャンネル」で。海外のものなどいろいろな再放送)をやっていたのでうれしかったです。これらを10時くらいまで見ていましたが、困ったのはその後で、午後には友達と遊びますが「午前中はいつもひまだな〜」と思っていました。

ひまなので宿題は最初の数日で終わらせていました。ただ本を読んだり文字を書いたりが大嫌いなので、作文や感想文は苦労しました。句読点をやたら多用して原稿用紙を埋めていたと思います。

両親が勤めていましたので一緒に住んでいた祖母(父方の)が、お昼ご飯を作ってくれていました。祖母の作るものはバターや砂糖、油多めでコクがあってなんでもおいしかったです。「ふわふわたまご」(甘い卵炒め)、「揚げワンタン」(甘辛のタレがおいしかった)、「トマト煮」(トマト、玉ねぎ、人参、豚肉の煮込み)などです。

祖母の家のある函館で体験した海の楽しさ

二つ上の姉がよくかき氷を作ってくれました。当時の姉は絶対的権力があって、私は何もかも支配されていたのですが、かき氷のシロップの量も姉にキャップ一杯と決められていたので、いつも薄味のかき氷でした。カルピスも同じく薄味でした。祖母のコクのある味も好きでしたが、薄味も好みになったのは、あの頃からだと思います。

楽しみは母の田舎の函館に行くことでした。母方の祖母の家は目の前の道路を渡るとすぐに砂浜という環境でしたので、水着で家を飛び出し、姉やいとこたちと海で遊びました。

ホッキ貝を採ったりもしました(その後禁漁になってしまいましたが…)。ホッキ貝を足で掘り当てる感覚は今も覚えています。楽しかったなあ。

どい かや
東京都生まれ。東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。絵本に『チリとチリリ』(アリス館)、『ポーリーちゃん ポーリーちゃん』(小学館)など多数。
2017 年、『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(萱野 茂/文 あすなろ書房)で第64 回産経児童出版文化賞「産経新聞社賞」受賞。現在、ネコと一緒に千葉県の自然に恵まれた環境で暮らしている。
http://ikimono-gasuki.jp/

関連する記事

その他記事一覧

おじぎ 分離礼
正式な礼の仕方「分離礼」を指導しましょう

一学期が終わるころ、4月から始まった新しい学級はシステムが定着し、安定してくる時期です。高学年は、委員会活動、クラブ活動や異年齢交流活動など、学級の外で頑張るこ…

夏の研修会
ベテラン教師直伝!夏の研修会200%活用術

夏休み期間は、各地で「研修会」が目白押し。どの研修会に行き、どのように学び、どう活用すればよいのか、そのハウツーをご紹介します。

2019/7/13

プラスチック色鉛筆 自由課題
想像力と創造力を鍛える自由課題「色鉛筆ドロップス」

「プラスチック色鉛筆」は、ちょっとした空き時間と相性抜群の文房具です。芯が折れにくい、手が汚れにくい、などの特長があり、片付けも容易。机の中に常駐させ、いつでも…

2019/7/12

映画『風をつかまえた少年』で、学びの本質を考える

学校にも行けず、食べるものもない。アフリカの貧しい地域での過酷な状況の中、14歳の少年が一冊の本と出会い、独学で作り上げた風力発電で飢饉から村を救い未来を切り開…

2019/7/11

中野信子
「キレる」をスキルに!戦略的活用でコミュニケーションに活かそう!

「キレる」という感情は、人間にそもそも備わっているものーーそう語るのは『「キレる!」脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』の著者である脳科学者の中野…

この夏、注目の研究会(2019年7月下旬から4本)

まもなく夏季休業、教師力アップのために有効に使いたいですね。7、8月は研究会も多数開催されるので、参加して自らの学びにつなげてはいかがでしょうか。そこで7月下旬…

2019/7/3

菊池先生と林先生
この夏、見ておきたい「学ぶこと」の本質を映し出す教育映画2作品

教育の本質とは何なのか?を考えるよい機会となる教育映画『ニッポンの教育 挑む(第二部)』『林竹二の授業 ビーバー』の上映イベントを紹介します。教師の力量をどう高…

EQイメージ
保護者も気にする「教師のEQ、高いか低いか」【保護者座談会】

昨今、注目されている教師のEQ(Emotion Intelligence Quoient/心の知能指数)。EQが高い先生でよかったこと、反対に低い先生で残念だっ…

2019/7/2

ぬり絵
心が落ち着く★飾れる 【プリント配付OKぬりえ】7月

ちょっとした隙間時間にも活用できる低学年向けのぬり絵をご紹介します。
7月は朝顔や花火など夏にぴったりなぬり絵です。PDFとしてダウンロードもできます。ぜひご…

【通信簿】子どもの意欲を高める所見作成とは

「通知票」「通知表」「通信簿」と表記のしかたがいくつかありますが、その違いを考えたことはありますか? ここでは、通信簿の考え方や所見を作成する際のポイント、手順…

もっと見る