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授業の流れを止めずに”聞く雰囲気”をつくれる「いい耳メーター」とは?【動画】

2020/5/16

子供たちがざわついて、教師の話を聞いてくれないことはよくありますね。そんなとき、流れを止めずに学級全体の「聞く雰囲気」を自然につくれるアイテムがあります。それが「いい耳メーター」! 教育技術本誌でもおなじみのトモ先生こと髙橋朋彦先生が、子供の「聞く」を見える化する技をシェアします。

「聞く」を見える化する

教師が話しているのに、ざわざわしていて話を聞いてくれない…、よくありますね。

「聞きなさい」と全体に言ったり、個人に注意したりすることもできるのですが、教師の話や授業が中断してしまいますよね。

そこで!

今回ご紹介するアイテムを使えば、

流れを止めずに話を聞く雰囲気をつくれる

流れを止めずに、話を聞く雰囲気をつくれますよ。

聞く雰囲気をつくるアイテムを使えば、子供の「聞く」を見える化できます。

多賀一郎先生の『全員を聞く子供にする教室の作り方』に載っている方法を参考にして、私なりにアレンジしました。

前回ご紹介した「一斉授業で教師の話に注目させる技術」と組み合わせれば、より効果的です!

キャッチーなネーミングを

工夫として、まず、キャッチーな呼び名を付けました。

まずはキャッチ―な呼び方「いい耳メーター」

ずばり「いい耳メーター」。

名前は、先生の好みや学級の実態に合わせて、つけてみてくださいね。

「いい耳メーター」の使い方

「いい耳メーター」

これが「いい耳メーター」です。

「聞いている人数」によってレベルを設定しています。これを使って、聞いている人数を評価していくのです。

教師が話しながら、聞いている人数をなんとなく見ます。厳密でなくていいですよ。

「聞いているな」と感じたら、マークを上のレベルの方に動かします。聞いていないなと思えば、レベルを下げます。

特に言葉での注意はせず、教師が話している間は、マークを動かすだけ。

話や授業の流れを止めずに、視覚情報に訴えて、聞く指導をすることができます。

このアイテムがあれば、

聞いていない子供をここに特定する必要がない

聞いていない子供を特定する必要がなくなり、学級全体の「聞く雰囲気づくり」に直接アプローチできるのです。

全体を評価

時々、「聞ける雰囲気になってきたなぁ、ありがとう」とか、逆に、「ぜんぜんレベル上がらないなぁ、残念だなぁ」などと言ったりして、評価するといいですね。

「個人への指導」ではなく、

個人ではなく学級全体を評価する

聞く雰囲気ができていない「学級全体への評価」をするというのが、この実践のポイントです。


相手の話を聞く=相手のことを思いやるということ。「聞く雰囲気の醸成」は学級づくりの基本です。実践を積み重ねて、聞く雰囲気のある学級づくりをしていきましょう!

髙橋朋彦先生
撮影/田中麻以

髙橋朋彦●1983年千葉県生まれ。第55回わたしの教育記録特別賞を受賞。教育サークル「スイッチオン」「バラスーシ研究会」に所属。共著に『授業の腕をあげるちょこっとスキル』『学級づくりに自信がもてるちょこっとスキル』(共に、明治図書出版)がある。算数と学級経営を中心に研究中。
Twitterアカウントは @tomotomoteacher  https://twitter.com/tomotomoteacher
トモ先生のインスタ https://www.instagram.com/tomotomotea/
トモ先生のnote https://note.com/tomotomo777

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