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大反響の新刊「不登校だから輝ける!~花まるエレメンタリースクールの挑戦」がフリーマーケットで完売になりました!

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新刊「不登校だから、輝ける!」カバー画像

2026年6月30日、新刊『不登校だから、輝ける! 花まるエレメンタリースクールの挑戦』が発売になりました。翌7月1日、花まるエレメンタリースクールの学習活動の一つ、「子どもたち自身が運営するフリーマーケット」で、著者の一人である楢戸ひかる氏が自ら販売。子どもたちの力を借りて見事に売り切った奮闘の記録です。

※花まるエレメンタリースクール(通称・花メン)は、学校に行かない選択をした子どもたちのためのフリースクールです。花メンの過去記事はコチラ。

子どもたちの販売サポートが凄すぎた!

開店準備が子どもたちだけで終わっていた件

東京都最大級のフリースクール「花まるエレメンタリースクール」の重要な学習活動の一つ、「花メンフリーマーケット」。開催前日に林 隼人校長(以下、愛称のハヤトカゲ)から、こんなラインが入りました。

明日、遊びに来てもらえれば、子どもたちが喰いついてきますよー!

「どんな感じで、子どもたちが喰いつくのかな?」と、ほぼ好奇心だけで、書籍とお釣りを用意してフリーマーケット会場へ向かいました。

到着後、看板代わりのホワイトボードを慣れない様子で書いていると、すぐさま子どもたちが寄ってきました。すかさずある子が近くにいる子どもに、「〇〇、文字書くの得意だろ、やって!」と指名してくれ、看板制作業務はその子にバトンタッチ!

看板を作ってくれた女の子たち。
看板を作ってくれた女の子たち

この後筆者はハヤトカゲに呼ばれ、別室で打ち合わせをしていたのですが、戻ってきてみると開店準備はすっかり終わっていました…。

ハヤトカゲが指名して、販売のサポートは奈良康太郎くん(筆者は普段、コウタローと呼んでいます)がしてくれることになりました。花メンは、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の一環でこのフリマのような「営業活動」をやっています。コウタローが指名されたのは、先日、畑で収穫したニンニクを街中で売った際、営業成績が抜群だったからです。

筆者と販売サポートをしてくれたコウタローの写真
筆者(右)と、販売サポートをしてくれたコウタロー
販売をサポートしてくれた男の子は、新刊の目次扉にも登場しています。
コウタローは書籍の目次ページにも登場しています

コウタローのすごい点は二つ

ハヤトカゲは、こう言います。

コウタローのすごいところは二つあります。『目利きであること』と、『すべて提案ベースで動くこと』です。

具体的に説明してもらいました。

「この人なら買ってくれる」という相手を瞬時に見極め、その人に積極的に声をかける。これまで積み重ねてきた営業活動の経験から、「どんな人が買ってくれるのか」という勘が磨かれていて、その勘を最大限に生かした無駄のない動き。

「すべて提案ベース」で動くこと

多くの子どもは、「〇〇してもいいですか?」と許可を求めながら行動する。一方でコウタローは、「僕はこう思う。だから、こうしたい」と自分の考えを提案として伝えながら動きます。こうした行動ができる子は、なかなかいない。

言われてみれば、本当にその通りでした。コウタローと一緒に書籍販売をしていましたが、私たちのブースは会場の出入り口の近くにあり、多くの来場者がまず販売プースの前を通り、フリーマーケットを一周したあとで、もう一度ブースの前を通って帰るという流れでした。

コウタローは、入ってきた人に一声、二声と自然に声をかけます。そして、その人の反応を見て、小さな声で私に耳打ちするのです。「あの人は買ってくれるよ」。コウタローは購買の可能性がある人を見抜き、その人たちに強くアピールします。そしてその予想が驚くほど当たるのです。少なくとも私が見ていた限りでは、ほぼ百発百中でした。

もう一つ、後になって思い出したことがあります。私がハヤトカゲと打ち合わせをしている間に、子どもたちだけで販売ブースの開店準備が終わっていたことに驚いたのですが、後から記憶がつながりました。じつは打ち合わせの途中、コウタローが私のところへ「品出し、しちゃうよ!」と伝えに来ていたのです(ハヤトカゲとの話に夢中で上の空で返事をしていた私……)。

30冊の新刊。これが全部完売。
30冊の新刊。これが完売することに

あれは「やってもいいですか?」という許可申請ではありませんでした。「僕はこう判断したから、こう動くね」という提案だったのです。
ハヤトカゲの「すべて提案ベース」という言葉を聞いたとき、あの場面が鮮やかによみがえりました。

どんな人が手にとってくれるのだろう?

開店早々、1冊目が売れました! 思わず嬉しくてパチリ!

最初の1冊の購入者
最初の1冊の購入者

「漫画!?」などと言いながら、外国の方(下写真)も本を手にとってくれていました。

外国人の方も手に取ってくれました
外国人の方も手に取ってくれました

コウタローの威力は絶大! どんどん本が売れていきます(下写真)。

どんどん売れていく本とコウタロー
どんどん売れていく本とコウタロー

「著者はサインを求められるから、考えておいた方がいいですよ!」と伝えた時は、「えー、そうなんですか?」などと言っていたハヤトカゲですが、今日はしっかりサイン(下写真)していました。

サインするハヤトカゲ
サインするハヤトカゲ

「家族の共通理解」を作る本

「在校生の祖父です」という、ダンディな男性(下写真左)も購入して下さいました。

在校生の祖父と在校生
この写真の二人には、血縁関係はありません。在校生の肩を抱いて写真に納まるフレンドリーさ。見習いたい!!

祖父母世代の方々がこの本を手に取ってくださったこと、筆者は本当に嬉しかったです。

少し個人的な話になりますが、筆者の息子は小学校時代に登校しぶりや通級を経験しました。当時の筆者にとって大きな課題の一つが、「ふつう」から外れた息子の現状を、祖父母にどう伝えれば理解してもらえるのか、ということでした。この本を手渡して読んでいただくことができれば、祖父母の方々もきっと安心して下さると思うのです。

この本を作った目的

「はじめに」から、この本を刊行した目的についての記述を抜粋します。

不登校の子どもの家庭は、ご家族の足並みが揃った状態にあるとは限りません。今まで僕たち、保護者との間に「不登校という状況への共通理解」をつくることに多くのエネルギーを費やしてきました。本書を上梓することで、その段階から始める必要がなくなり、保護者と花メンが最初からスクラムを組めるのではないか、と考えています。子どもの「次の一歩」を、大人たちみんなで考え、対話していくための「共通認識」という土台。それを僕たち1冊目の本で実現できるのではないか、とも考えています。

不登校だから、輝ける! 花まるエレメンタリースクールの挑戦より抜粋

完売御礼

完売しました

フリーマーケットの開催時間は10時~14時ですが、新刊は当日13時半頃には完売しました。

来週、もう1回フリーマーケットがあります!

2026年の花メンは、来週7月8日(水)にもう一度、フリーマーケットを開催します。

子どもたちが街中で配っていた自作の宣伝チラシ
子どもたちが吉祥寺の街中で配っていた自作宣伝チラシ

日時:7月8日(水)午前10時~午後2時 / 会場 : 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-5-10 いちごビル3F

ご興味がおありの方は、ぜひ子どもたちの生き生きと学ぶ姿を見に来てください!

単行本『不登校だから、輝ける! 花まるエレメンタリースクールの挑戦』発売中!

花まるエレメンタリースクール 「メシが食える大人に育てる」花まる学習会が運営するフリースクール。これからの時代に必要な力を「体験」を通して「五感」を使って身につける。不登校の子、不登校でなくても才能を伸ばす新たな学びの場を探している子が通っている。HPは、コチラ。インスタグラムは、コチラ

取材・文 / 楢戸ひかる(ならと・ひかる)
ライター。「ギフテッド」や花まるエレメンタリースクール取材を通じて、教育に選択肢を作ることを探究している。自身のサイト「主婦er」内に「ギフテッド関連記事のリンク集」と「不登校関連記事のリンク集」がある。

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