筆算や単位の計算の理解に役立つノートの使い方とは【ノート指導2】
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中学年の算数でつまずきやすい、かけ算の筆算や単位の計算の理解に役立つノートの使い方を伝授! 「ノート指導」についてよくわかるシリーズの第2回です。
執筆/北岡隆行

目次
かけ算の筆算をわかりやすく
かけ算の筆算では、位取りを間違える子がたくさんいます。黒板に位取りの線を引いて指導しても、効果があまりでません。子どもは、とにかく速く書きたいと思って雑に書いてしまい、間違うのです。
そこで、ノートを使っての効果的な指導法を紹介しましょう。
かけ算には縦罫のノートを使います。横罫だったら、下のように90度回転させます。

約束は2つです。
①線と線の間に入る数は1つだけ。
②かける数の真下に○をつける。(答えの書き始めを意識させるため)


