聞く力をつける英語ゲーム2種|15分でできる外国語活動アクティビティ
小学生の聞く力をつける英語ゲーム2種類を紹介!聞くことの必然性がある「インプット」の活動や、他教科での知識を生かすなど、本当に自分の思いの入った「アウトプット」をするためのワークシートをご紹介します。15分程度のモジュール授業にも使いやすくなっています。ぜひお役立てください!
執筆/埼玉県公立小学校教諭・蜂谷太朗 監修/文教大学教育学部教授・金森強
ワークシート1:熟語 DE フィッシング
ひとつ目にご紹介するのは、子どもにとってなじみの深い、英語での「数字の言い方」と漢字の知識を生かして使うワークシートです。教師の発音を聞き取って熟語を組み立てる活動から始まり、子どもが問題を作成したり、それを使って友達と問題を出し合ったりできる内容です。それぞれの学校・学級の実態に応じてご活用ください。
基本の活動の流れ
- ワークシートを配付し、1 ~ 15 までの数字の、英語での言い方を確認します。
- 答えがわかったときには立って発言すること。答え合わせは全員で一斉に言うことを約束事とします。
- 教師の発音する数字を聞いて、その順番で漢字を並べ、できる熟語を考えます。
- 答え合わせをして、慣れてきたら子ども同士で出題し合わせます。
使用する表現・語彙
数字の言い方(1 ~ 15)
one, two, three, four, five, …
10までの数字でルールを確認
はじめは、特に子どもになじみの深い1 ~ 10 の数字を使って熟語を作り、流れを確認します。
ルールの理解が難しいようなら日本語で指示をしても構いません。無理にオールイングリッシュにせず、子どもが安心して活動に取り組めるようにしましょう。
慣れてきたら自発的な学びに
活動のルールを理解し、数字の言い方に慣れ親しむことができたら、問題を作るところから子どもに任せてみましょう。2 ~ 3 分、問題を作る時間を設定し、その後ペアで出題し合います。
きちんと聞かないと答えがわからないので、「聞くこと」の必然性のある活動になり、相手の発話をしっかり聞く時間にもなります。
「書く力」をつける小学校英語ゲームの紹介はコチラ→外国語活動15分アクティビティ|書く力をつける小学校英語ゲーム
ワークシート2:Who am I ?
『小五教育技術』2018年4月号より