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英語を聞く必然性はこうつくる【小5外国語ワークシート】

2019/3/23

2018年4月から始まった新学習指導要領の移行措置。「読むこと」や「書くこと」への注目が高まっていますが、公表された新教材を見ると、 英語においては 「聞くこと」をこれまで以上に大切にしていることがわかります。聞くことの必然性がある「インプット」の活動や、他教科での知識を生かすなど、本当に自分の思いの入った「アウトプット」をするためのワークシートをご紹介します。15分程度のモジュール授業にも使いやすくなっています。ぜひお役立てください!

外国語活動をする子どもたち
イラスト/沼田健

ワークシート1:熟語 DE フィッシング

ひとつ目にご紹介するのは、子どもにとってなじみの深い、英語での「数字の言い方」と漢字の知識を生かして使うワークシートです。教師の発音を聞き取って熟語を組み立てる活動から始まり、子どもが問題を作成したり、それを使って友達と問題を出し合ったりできる内容です。それぞれの学校・学級の実態に応じてご活用ください。

熟語DEフィッシングのワークシート
クリックするとPDFファイルをダウンロードできます。

基本の活動の流れ

熟語DEフィッシングの4コマ漫画
熟語DEフィッシング イラスト/沼田健
  1. ワークシートを配付し、1 ~ 15 までの数字の、英語での言い方を確認します。
  2. 答えがわかったときには立って発言すること。答え合わせは全員で一斉に言うことを約束事とします。
  3. 教師の発音する数字を聞いて、その順番で漢字を並べ、できる熟語を考えます。
  4. 答え合わせをして、慣れてきたら子ども同士で出題し合わせます。

使用する表現・語彙

数字の言い方(1 ~ 15)
one, two, three, four, five, …

10までの数字でルールを確認

はじめは、特に子どもになじみの深い1 ~ 10 の数字を使って熟語を作り、流れを確認します。
ルールの理解が難しいようなら日本語で指示をしても構いません。無理にオールイングリッシュにせず、子どもが安心して活動に取り組めるようにしましょう。

慣れてきたら自発的な学びに

活動のルールを理解し、数字の言い方に慣れ親しむことができたら、問題を作るところから子どもに任せてみましょう。2 ~ 3 分、問題を作る時間を設定し、その後ペアで出題し合います。
きちんと聞かないと答えがわからないので、「聞くこと」の必然性のある活動になり、相手の発話をしっかり聞く時間にもなります。

ワークシート2:Who am I ?

外国語活動の学習は「母語でのコミュニケーションを補う」役割もあります。
誕生日や好きな食べ物など、高学年になるとなかなか友達に聞くことは少なくなります。しかし、外国語の授業でそれを尋ねる表現を学習すると、子どもたちは嬉しそうに尋ねて回ります。
実際に子どもたちの様子を見ていると
「□□さん、来月誕生日なんだね。」
「○○くんと好きな食べ物が同じだ。」
など、様々な気付きが生まれてくることが多くあります。

自己紹介カードのワークシート
クリックするとPDFファイルをダウンロードできます。

外国語活動の授業が、学級のあたたかい人間関係づくりにおいて大きな役割をもつことが見えてきます。
ここで紹介するワークシートは、まさにその部分に特化して使えるものです。
年度初めにこのシートを書かせ(日本語でOK)、集めておきます。その内容について、教師が簡単な英語で伝え、それが誰なのかを当てるという活動をします。

既習の表現はもちろん、「I like ~.」「My birthday is ~.」などの表現は、ジェスチャーを用いるなど工夫すると未習でも理解できます。

基本の活動の流れ

Who am I?の4コマ漫画
Who am I? イラスト/沼田健
  1. ワークシートを配付し、外国語活動の時間や教室でのスキマ時間などにシートを埋めさせておく。
  2. シートに記載されている内容をもとに、教師が英語で紹介してそれが誰なのかを考える。

使用する表現・語彙

好きな○○(色・食べ物・テレビ番組 等)
I like ~.
誕生日
My birthday is ~.
誕生日に欲しいもの
I want ○○.
質問・答え
Who am I ? The answer is ~.

監修/文教大学教育学部教授 金森強先生

執筆/埼玉県川口市立公立小学校教諭 蜂谷太朗先生

『小五教育技術』2018年4月号より


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