• 勉強マーク小学館ロゴ
  • facebookアイコン
  • twitterアイコン

外国語アクティビティで使える「15分でできる英語ゲーム」2種

2019/12/10

小学校外国語アクティビティのアイディア。ここでは、繰り返し英語表現を使えるように、身近な食べ物や形を用いたり、コミュニケーションを楽しめるようにすごろくを用いた活動を具体的に提案していきます。

15分程度のモジュール授業にも使いやすくなっています。印刷やダウンロードもできますので、ぜひお役立てください!!

外国語活動
イラスト/沼田健

ワークシート1:フード&シェイプ

4月からの外国語活動の授業で、子どもたちは数多くの英語表現に慣れ親しんできたことと思います。

他教科の学習でも同様ですが、一度学んだからといってそれがすぐに定着するというわけではありません。私たち教師が様々な工夫をして、繰り返し英語表現を使う場を与える必要があります。ここでは、食べ物と形の言い方を中心に扱います。新教材「We Can! 1」では、ワードリストの中で数多くの食べ物と、8種類の形を紹介しています。

今回はその8種類の形と食べ物のうち、子どもたちにとって難しそうなものをセレクトしました。このシートをベースに、様々なアレンジを加えながら活用していただけたら嬉しいです。

フード&シェイプ ワークシート
フード&シェイプ・ワークシート PDFダウンロードはこちらから

●活動の流れ

外国語活動 活動の流れ 4コマ漫画
フード&シェイプ イラスト/沼田健

★ワークシートを配付する

① 形・食べ物の言い方をタッチゲームで確認する。
 「先生が発音した形や食べ物をタッチしよう」

② 教師が形を発音し、子どもたちはその形の中に描かれている食べ物を発音する。
 (例)T:circle ⇒ C:green pepper

③ 教師が食べ物を発音し、子どもたちはその食べ物が描かれている形を発音する。
 (例)T:banana ⇒ C:rectangle

④ ペアで②・③のような活動を楽しむ。

●実践のポイント

このシートは一度だけでなく何度か繰り返して使用することをおすすめします。形・食べ物それぞれのアルファベット表記もついているので、そちらに注目する子も出てきます。2回目以降は④だけでもできますが、教師(ALT)の発音をたくさん聞かせたい時は、②・③を繰り返し実施しても飽きずに楽しくできます。

●アレンジを加えて

ここでは食べ物を8種類セレクトしましたが、食べ物の種類を変えればいくらでも幅を広げることができます。また、中に入れるイラストをアルファベットだけにするのもおすすめです。継続するうちに形の言い方は子どもたちにとって簡単なものになっていくので、小文字のb とd を入れたり、毎時間アルファベットを変えたりしても楽しみながら活動することができます。

ワークシート2:リアルトークすごろく

2つ目のワークシートは、自分自身が本当に思っていること、言いたいことを言いながら進める「すごろく」です。

今回は、使用する表現を「I like ○○.」に絞りました。あまり無理をせず、教師からの説明が少なくても子どもたちが既習表現を使って楽しむことができるようにするためです。

新学習指導要領が全面実施になり、3・4年生で十分に英語に慣れ親しむことができたら、この活動は5年生には簡単すぎるかもしれません。でも、移行期の今は焦らず、スモールステップで子どもたちが英語を使ったコミュニケーションを楽しむ時期にする必要があると考え、このような活動も扱うようにしています。

リアルトークすごろく ワークシート
リアルトークすごろく・ワークシート PDFダウンロードはこちらから

●活動の流れ(ペアでの活動)

外国語活動 活動の流れ 4コマ漫画
リアルトークすごろく イラスト/沼田健
※単数形、複数形などの扱いについては実態に合わせてご判断ください。

★ワークシートを配付する

① ルールを説明する。

② 言い方を簡単に説明する。
(「on」「in」は「We Can!1」のUnit7 で扱うので、実態に応じて使用する。使用しなくても十分楽しんで活動できる。)

③ ペアで活動を始める。(5分程度)

④ 活動のふり返りをする。

●実践のポイント

このようなゲーム性の強い活動にすると、子どもは勝ち負けばかりに目を向けがちです。しかし教師が子どもの姿をしっかり見とり、「○○くんの話の聞き方は、とても気持ちがいいね。」などと声をかけて回ることが大切です。教師のひと言やねらい次第でただのゲームになるか、英語を使ってのコミュニケーションを楽しむ活動になるかが大きく違ってきます。

また、実態によっては活動のルールを説明する際にALTとHRTで実際にやって見せることもオススメです。子どもたちは活動の様子を見ながら、ゲームのルールと使用する表現を理解していきます。「主体的な学び」を引き出す様々な工夫を考えながら実践したいですね。


監修/文教大学教育学部教授 金森強
執筆/埼玉県公立小学校教諭 蜂谷太朗

『小五教育技術』2018年11月号より

★小学館『みんなの教育技術』Webサイトでは小学校の先生に役立つ情報を毎日発信中★ぜひお気に入り登録して最新記事をチェックしてください!
↓↓↓
『みんなの教育技術』トップへ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連する記事

『授業の工夫』の記事一覧

社会科授業のモチベーションが上がる16の技【♯三行教育技術】

Twitterで募集している♯三行教育技術(Twitterで【技の名前+3行程度の箇条書き説明】に ♯三行教育技術 のハッシュタグをつけてつぶやくだけ!)。

どう変わる?体育科の「新学習指導要領」改訂ポイントと授業改善アイデア

学習指導要領の改訂に当たり、体育科のポイントや授業改善の視点について、帝京大学・高田彬成教授に、東京都世田谷区立赤堤小学校・船山徹校長がお話をうかがいました。

小5国語「活動報告文を書いて文集にまとめよう」指導のポイント

5年国語の指導計画例です。活動報告文は、係活動や委員会活動等、一定の継続的に行った活動を報告するために書く文章です。文の構成として、活動の目的」「活動内容」「成…

2020/1/25

小学校の外国語学習で使いたい15分アクティビティ2つ

行きたい国について友達と意見を交換し、社会科とも関連させる活動です。後半は既習表現を繰り返し使用できるよう『すごろく』を使い、児童が進んで「聞きたい、話したい」…

頭を抱える教師
同じ単元なのに、あの先生の授業はなぜ楽しそう?【♯三行教育技術】

同じ単元を指導しているはずなのに、なぜあの先生の授業はあんなに楽しそうなんだろう? Twitterで募集している♯三行教育技術(【技の名前+3行程度の箇条書き説…

6年理科「電気の利用」指導のポイント解説【指導計画】

手回し発電機や光電池を使っておもちゃを動かしてみる活動を通して、電気の働きについて考える授業の指導計画を提案します。また、自然エネルギーの有効利用についても考え…

2020/1/20

1年算数「かたちづくり」指導のポイント解説【指導計画】

1年生算数のかたちづくりの指導計画です。ものの形に着目し、数え棒で形を構成する活動を通して、いろいろな形を作るとともに、形を作ることに関心をもたせます。

2020/1/19

授業のテンポとは具体的にどういうことか? 三行で説明してみたら……

「みんなの教育技術」が皆さんに募集している♯三行教育技術(【技の名前+3行程度の箇条書き説明】に ♯三行教育技術 のハッシュタグをつけてつぶやくだけ!詳しくはこ…

打楽器奏者・山本晶子
これでできる!小学校の音楽科「打楽器指導」の基本とポイント

打楽器の魅力は誰でもすぐに音が出せるのに、突き詰めると奥が深いところです。まずはリズムを楽しむことから始めましょう。打楽器奏者の山本晶子さんに指導をしていただき…

どの子も必ず跳べる! 楽しめる!「なわとび指導」ココがポイント!

寒さで教室に閉じこもりがちな冬こそ、積極的に外に出て体を動かし、体力アップを図りたいもの。二重跳びが跳べるようになるための指導のポイントや、クラスみんなでなわと…

もっと見る