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地図とすごろくで楽しむ英語ゲーム2種|15分でできる外国語活動アクティビティ

2020/1/24

小学校でできる英語ゲーム。『行ってみたい国』というテーマで、行きたい場所について友達と意見を交換し、地図帳を活用し社会科とも関連させるアクティビティです。後半は既習表現を繰り返し使用できるよう『すごろく』を使い、児童が進んで「聞きたい、話したい」と思える授業を展開します。
聞くことの必然性がある外国語の授業での「インプット」の活動や、他教科での知識を生かすなど、本当に自分の思いの入った「アウトプット」ができるワークシートを使用します。

15分程度のモジュール授業にも使いやすくなっています。印刷やダウンロードもできますので、ぜひお役立てください!!

外国語活動ワークシート
イラスト/沼田健

ワークシート1:Where is the“世界地図”?

We Can! 1 の「Unit 6 I want to go to Italy. 行ってみたい国や地域」と「Unit 7 Where is the treasure? 位置と場所」を関連させた活動を紹介します。

「国名や行きたい場所について伝え合う」活動と「友達の道案内を聞いて、目的地を探す」活動を組み合わせます。さらに社会科と関連させて「地図帳」を活用させることで、児童の「知的好奇心」を奮起することができるのです。

また、自分の行ってみたい国の位置をペアの友達に地図帳で調べてもらい、友達の案内を頼りにワークシートの世界地図から目的地を探す活動は「インフォメーション・ギャップ」を作りだします。それが児童の「英語を聞きたい、話したい」という意欲を高めることにつながるのです。

Where is the“世界地図”? ワークシート
Where is the“世界地図”?・ワークシート PDFダウンロードはこちらから

●基本の活動の流れ

Where is the“世界地図”? 活動の流れ
Where is the“世界地図”? イラスト/沼田健

★ワークシートを配付する

① ペアを作り、旅行者役の児童は地図帳の国旗を見ながら、自分の行きたい国を決める。

② 案内役の児童は、“Where do you want to go?”と質問し、もう一方の児童は“I want to go to ~.” と自分の行きたい国を伝える。

③ 質問役の児童は、地図帳を使い、その国の場所を探す。見つけたら、日本を出発地点とし、ワークシートの罫線を道に例え、“Go straight for three blocks.” “Turn right. Here is Brazil.” などと英語を使いながら道案内をする。

④ 旅行者役の児童は、目的地までたどり着いたら、自分の地図帳でその国の場所を確認する。場所が合っていたら、ワークシートの世界地図に印を付け、国名を書き込む。

●主な使用表現

〇 Where do you want to go?
〇 I want to go to (Italy).
〇 国名(America, Australia, Brazil 等)
〇 Go straight (for three blocks).
〇 Turn (right/left). Here is (France).

●プラスアルファ

“Why?”
“Because I want to [see/go to/visit ~].”
“I want to eat ~.”
“I want to buy ~.”
“It’s [exciting /delicious/beautiful/great/fun].”

上記のような文を使用表現に入れることで、やり取りの内容が深まります。

15分でできる外国語アクティビティの紹介はコチラにも!→ 外国語活動で使える「15分でできる英語ゲーム」2種

ワークシート2:Small Talk すごろく

「Small Talk」とは、高学年用の新教材に対応した学習指導案に位置付けられている活動です。2単位時間に1時間の割合で位置付けられており、授業冒頭の約10分間が割り当てられます。「Small Talk」を行う目的として、以下の2点が挙げられます。

  1. 既習表現を繰り返し使用できるようにして、その定着を図る。
  2. 対話を続けるための基本的な表現の定着を図る。

この活動を「すごろく」にすることで、既習表現を児童が進んで「聞きたい、話したい」と思える活動にすることをねらっています。

Small Talk すごろく ワークシート
Small Talk すごろく・ワークシート PDFダウンロードはこちらから

●基本の活動の流れ

Small Talk すごろく 活動の流れ
Small Talk すごろく イラスト/沼田健

① 4人グループを作らせ、教師はワークシートとすごろくを各グループに配付する。

② 4人グループで各児童に1 ~ 4までの番号を割り振り、1番の児童からサイコロを振る。

③ スタートに消しゴムを置き、出た目だけ進む。

④ 止まったマスのところにある英語の質問を、同じグループの3人の児童が読み上げ、サイコロを振った児童はその質問に英語で答える。

⑤ 誰かがゴールするまで続ける。

●プラスアルファ

「Small Talk」で大切なことの一つとして、質問する児童の「反応」が挙げられます。対話を「続ける」ためには、「質問の仕方」「反応の仕方」を徐々に身に付けていくことがポイントです。

教師は、活動の途中で「相手の言ったことを繰り返して言えたか」「ひと言感想を言うことができたか」「相手の話に関わってさらに質問できたか」などを全体に確認し、「対話を続けるための基本的な表現」の定着を図るとよいでしょう。

〇 I like apples. → You like apples.(繰り返し)
〇 It’s nice. Sounds good.(誉め言葉)
〇 Why do you like it?
 Why do you think so?(関連質問)

これらの英語表現を、活動を通して少しずつ使っていくことで、児童は徐々に「対話方略」を身に付けていくのです。


執筆/宮城県公立小学校教諭・尾形英亮

『小五教育技術』2018年12月号より

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