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身近なオレンジを使った、子どもたちの歓声と好奇心が花開くおもしろ手品実験!

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先生が手品を披露すると、まず間違いなく子どもたちに大ウケします。その手品の不思議さや楽しさを、学びの好奇心につなげていけたら最高ではないでしょうか? 今回は、1年を通して手に入りやすい果物のオレンジ1個で、簡単にできる手品をいくつかご紹介します。

【連載】モンタ先生の自然はともだち #19

執筆/森田弘文

柑橘類の爽やかな香り。その正体とは…

オレンジはもちろん、レモンやミカンなどの柑橘類の皮には、リモネンという物質が含まれています。あの爽やかな香りの元になっている成分で、油の性質を持っています。このリモネンの特性をさまざまに、まるで手品のように活用してみたいと思います。本原稿では、皮が適度に硬くて厚く、扱いやすいオレンジを使っています。その他の柑橘類でも可能ですが、ミカンのように皮が薄く柔らかいものは不向きです。
授業づくりのネタとして、参考にしていただけたら嬉しいです。

<写真1>オレンジ写真全体
<写真2>オレンジの果皮表面拡大

目に入るとしみますので注意!

手品の前にご注意を。すでに体験されている方も多いかも知れませんが、リモネンは目に入ると、結構しみます。過敏な人もいますので、ご自身が気をつけるのはもちろん、子どもたちと実験するときは、くれぐれも目に入れないよう気をつけてください。万が一目に入ったら、流水で完全に洗い流すようにします。

手品① 発泡スチロールがみるみる溶ける! 接着剤にもなる!

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