みん教相談室アワード【2024年配信記事ページビューTOP10】

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全国の先生方の頼れる知恵ブクロとしてスタートした「みん教相談室」。学級経営、保護者対応、職員室コミュニケーションなど多岐にわたる相談をプロフェッショナルが回答し、みんなでシェアする企画です。2024年はどんな記事が多く読まれたのか、上位10記事をランキング形式で紹介します!!(2024年12月現在)

【1位】反抗挑戦性障害の子との関わりが、もう辛いです…

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2024年みん教相談室のコーナーでいちばんアクセスの多かった記事がこちら。反抗挑戦性障害の生徒との関わりに悩む先生からの相談です。障害だとわかっているものの、生徒からの不適切な言動に自分をコントロールできず自己嫌悪に陥っているそう。

これに回答したのは、教員向け法定研修でメンタルヘルス研修の講師をされている臨床心理士・公認心理師の大多和二郎先生。教員同士連携をとってチームで対応することの必要性を唱え、当該生徒への対応法を指南しました。ぜひご一読ください!

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【2位】授業中に離席をしたり騒いだりする子供たちが多く困っています

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2番目にアクセスの多かった記事は学級経営に関する専科教諭からの相談です。授業中も休み時間かのように子どもたちが騒いでしまっているとのこと。全員で45分間授業を行い、1時間の学びを定着させるにはどうすればよいのか、という悩みに回答したのは、福島県私立小学校校長・高橋尚幸先生

授業中離席する子どもたちの行動は、互いに強さを誇示し合う“強さ比べ”であり、この強さ比べに巻き込まれないことが大切だと先生はアドバイスしています。授業を成立させるための具体的な対応策も記事では解説しています。ぜひご一読ください!

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【3位】適応障害の診断を受けたのに、休職させてもらえません

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3位は30代女性教諭からの相談。適応障害の診断を受けて学校に報告しても、休職させてもらえないどころか、以前の業務をそのまま担当させられているそうです。まわりに相談できず、体調も不安定で不安な毎日を送っているそう。これに回答したのは1位の相談記事でも登場した、教員向け法定研修でメンタルヘルス研修の講師をされている臨床心理士・公認心理師の大多和二郎先生。今すぐできる具体的な対応策をアドバイスしてくださいました。

教育現場では保護者対応や職員室コミュニケーションなど、学級経営以外でも大きなストレスを伴います。一人で抱え込まず、頑張りすぎず、自分の心と体を守りながら、日々子どもたちと向き合いたいものですね。みんなの教育技術でも「教師のメンタルヘルス対策」の特集記事を公開しています。ぜひご一読ください!

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【4位】授業中の私語が止まらない生徒への対応は?

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4位は中学1年の国語を担当している先生から、授業中に騒ぐ生徒への対応についての相談。非常勤のため、担任の先生初め学年の先生には相談しにくい雰囲気なのだそう。これに対し、元中学校校長、「全国教育交流会」代表の中野敏治先生による回答記事がランクインしました。

「生徒指導は生徒理解から。生徒理解は情報共有からです」と冒頭に述べ、チームで指導に当たることの重要性を指南。この状況を生徒が自治の力をつけるチャンスと捉えて、先生が実際に行った解決策を挙げてアドバイスしました。

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【5位】初任者です。子どもに舐められて学級崩壊の一歩手前です

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【5位】学級崩壊を起こしたあの時、自分はどんな態度で臨めばよかったのか?

5位は初任者先生からの深刻な相談。小4の子どもたちに指導の言葉が響かないのか、学級崩壊の一歩手前の状況だそうです。この悩みに回答してくれたのは、自身も同じような経験をしたことがあるという北海道公立小学校教諭・戸来友美先生。自身の経験をふまえた、子どもへの接し方や声かけのヒントを教えてくださいました。

教室の張りつめた空気感を、先生のユーモアで緩和させるというアイデア。子どもたちは「面白くて、認めてくれる先生」がきっと大好きなはず。子どもたちとの関係構築に、ぜひご一読ください!

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【6位】反抗的な態度をとる子どもに効果的な指導はありますか?

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6位は新しい赴任先で小学3年生を受け持つ女性教諭からの相談です。クラスは言うことを聞かない子ばかりで、学校経営もいい状態とはいえないそうです。回答者の愛知県公立小学校教諭・八神進祐先生は「ギャングエイジ」と呼ばれる中学年の発達段階に言及しました。

大人を挑発することで自分を強く見せようとする、この時期の子どもたちへの具体的な言葉がけを紹介し、相談者にアドバイスを送りました。ぜひご一読ください!

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【7位】国語の“要点のまとめ方“をわかりやすく指導するには?

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5位は小学4年生の担任からの相談。国語の要点や要約について、子どもにわかりやすく指導するにはどうすればよいのでしょうか? という内容です。教育アドバイザー・多賀一郎先生は、キーワードの取り出し方に焦点を当て、その指導法を指南しました。

記事内では①キーワードを取り出すとき②指導をするとき、それぞれの場面でのヒントを挙げて、子どもたちが要約のコツをつかめるようにアドバイスをしました。新学期からの国語の授業でぜひお役立てください!

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【8位】「物を壊す」行為を繰り返す子供。どう指導をすれば?

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8位は、何度注意しても破壊行為を繰り返す子どもについての相談。これに回答したのは、みん教の音声番組・ミサエラジオでの愛情深いポジティブトークで人気の佐賀県公立小学校教諭・小倉美佐枝先生

「物を壊す」という行為以外の選択肢を増やすとともに、感情を「行為」ではなく「言葉」で表現できるよう練習することも大切と先生は説いています。

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【9位】ものを隠す行為、学級で犯人捜しをするべき?

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9位はもの隠しのいたずら行為が繰り返されているという教諭からの相談がランクイン。途中から学級担任となり、まわりの教職員の力を借りながら学級経営に注力するものの、もの隠しの行為がなくならないそうです。

これに回答した教育アドバイザー・多賀一郎先生は、「犯人を捜すというのは、教育ではありません。教師は警察官でも検察官でもないのです」と言及し、被害児童に寄り添うことが大切だとしています。ものを隠す行為は安定している学級でも起こることもあり、「いじめ」にも繋がりかねません。ぜひご一読ください。

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【10位】高学年の子どもが意欲的に参加する、音楽の授業づくりとは?

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2024年アクセスランキングの最後は、高学年の音楽授業が思うようにいかず悩んでいるという相談です。これに回答したのは北海道小学校合唱教育研究会事務局長・畠山美砂先生。

高学年ともなるとゲーム要素を取り入れるなど、スピード感や切り替えを意識した授業づくりの工夫が必要だと畠山先生は話します。記事では音楽専科の教師だったときの実践を紹介し、授業を盛り上げるアドバイスをしました。

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各順位の記事はこちらからご覧になれます
【1位】反抗挑戦性障害の子との関わりが、もう辛いです…
【2位】授業中に離席をしたり騒いだりする子供たちが多く困っています
【3位】適応障害の診断を受けたのに、休職させてもらえません
【4位】授業中の私語が止まらない生徒への対応は?
【5位】初任者です。子どもに舐められて学級崩壊の一歩手前です
【6位】反抗的な態度をとる子どもに効果的な指導はありますか?
【7位】国語の“要点のまとめ方“をわかりやすく指導するには?
【8位】「物を壊す」行為を繰り返す子供。どう指導をすれば?
【9位】ものを隠す行為、学級で犯人捜しをするべき?
【10位】高学年の子どもが意欲的に参加する、音楽の授業づくりとは?


2024年のみん教相談室アワードトップ10はいかがでしたか。2025年も引き続き質問やお悩みを受け付けています!

・今さら聞けないこんなこと、あんなこと
・どの先生方も忙しそうで、質問するタイミングがつかめない……
・〇〇について悩んでいるのって私だけ? ほかの先生方はどうなの?

現場をよく知る教育技術協力者の先生や、各部門の専門家の方が、教育現場で日々奮闘する相談者様のお悩みに答えてくれています。お気軽にご相談ください。

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