小一の教室が二学期に荒れる原因はここにある!
一学期は問題がなかったのに、なぜか二学期以降に学級づくりが困難になってきた……そんな経験はありませんか? ここでは、とくに小学校一年生のクラスについて、なぜ二学期以降に荒れやすくなるのか? 子どもたちの指導にどんな困難が生じやすいのか? 小一担任経験者の先生方に伺いました。

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学校に慣れ、生活習慣や学習習慣が緩む
学校生活にも慣れ、大きな行事も乗り越えたという気の緩みから、「ルールを守らない」「先生や友達の話を聞かない」「宿題をしない」「ノートを丁寧に書かない」など、一学期にできていたこともきちんとやろうとしない、いわゆる「手を抜く」「ダレる」子が増えてきます。
保護者のサポートに差が出てくる
入学当初は保護者も一生懸命、子どもをサポートしてくれますが、二学期後半になると、子どもや学校に無関心になる保護者も増えてきます。荒れる子の保護者はほとんど、無関心・放置型。宿題をしない子には、家庭との連携が必要ですが、連絡してもそのまま放置する保護者も多く、本人も甘えてしまうため改善が難しい。子どもが言うことを聞かないからと、子どもの代わりに宿題を自分でやってしまう保護者も・・・。