【ギモン27】研究授業後の協議会、気をつけるべきことは?
研究授業のあとに「協議会」があると聞いたのですが、それはどのようなものですか? けっこう厳しいことを言われたりするのかなあ…?
教育実習完璧ガイド
STEP-4
授業の実際
「本番中の本番」を総括し、先生方の批評を受けながら自省する機会が協議会。よかった、ダメだった、楽しかった、しんどかった……といった抽象的・気分的なことではなく、何が、なぜ、どのように、どうだったのか、具体的に分析・整理して振り返りましょう。
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目次
1 協議会のスタイル
協議会には、学校や指導教諭の方針によって、さまざまなスタイルがあります。
●研究授業1件ごとに、学年・教科の先生方が集まって行われる場合
あなたの行った研究授業に関して、指導担当教員や参観した先生方を交えて実施するものです。小学校では学年の先生方、中学・高校では教科の先生方が参加するのが一般的です。
●所属教科の実習生の研究授業について合同で実施される場合
中学・高校によく見られるスタイル。同一教科では、授業の内容・方法や問題点などが共通しますので、自分以外の実習生について出された意見・批判も大いに勉強になります。
●指導担当教員と実習生のマンツーマンで行われる場合
規模は最小になりますが、接する時間のいちばん長い指導担当教員と本音のやりとりができるので、研究授業の成果をじっくりと振り返ることができるでしょう。他の先生の視点が入らないのが残念ですが、事後、参観した先生を訪ねて指摘をいただくとよいでしょう。
2 協議会に臨むにあたって
日本人は「振り返り」が苦手。機会を設けても、思ったことを思いついたまま話し、それも一人ひとりが順番に発言して、座をまとめた気分になってしまいます。小学校から大学まで、学校生活の中で経験してきた多くの振り返りの会もそういうものが多かったのではないでしょうか?
しかし、「振り返り」というのは、その内容が次のサイクルに生かされてこそ意味をもつものです。教育実習の場合、本物の教員になったときにその成果が反映されるだけでなく、大学に戻ってからの学習や活動にも大いに生かされなければなりません。「何(どこ)を振り返るか」を、研究授業の前によく整理しておきましょう。
イラスト/タバタノリコ
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