休校明けの一学期にやってよかったこと、気づいたこと|沼田晶弘の「教えて、ぬまっち!」

新型コロナウイルス感染拡大により、学校はかつてない長期休校に入らざるを得ませんでした。学校、学級が再開してからの一学期も、いままでとは全く違う一学期になったことでしょう。 今回はカリスマ教師の沼田晶弘先生に休校明けから慌ただしく過ぎてしまった一学期をふり返ってもらい、やってよかったことや、気付いたことを聞いてみました。

目次
休校中に出したタイピングの課題は大正解!
一学期をふり返り、やってよかったと思うことは、休校中にタイピングの課題を出したこと。
子供たちはタイピングゲームで楽しみながらローマ字を習得できたし、タイピングをマスターしたことで、休校中にオンライン授業をしたとき、チャット機能を効果的に使うことができたので大正解だったなと思うよ。二学期以降もパソコンを使った調べもの学習でも大いに役立つだろう。
オンライン授業の可能性が広がった
もう一つは、オンライン授業にトライすることで、オンライン授業の可能性が探ることができたこと。
ボクは沖縄の離島で教育イベントをするなど、遠方の人と仕事をすることが多いので、実は2、3年前から個人的にZoomを活用していたけれど、今回のコロナ禍によって教育現場にも急速に普及したよね。さらに、Google Meetなど、他のツールも使い勝手が格段によくなった。もちろん授業で使用するにはいろいろ課題もあるだろうけれど、いろいろな場面で各地の先生方が試行錯誤し、オンライン授業のノウハウを蓄積したことで、可能性も広がったと思っている。