• 勉強マーク小学館ロゴ
  • facebookアイコン
  • twitterアイコン

新年度のクラス運営を成功させるために3月中にぜひしておきたい事【動画】

2020/3/23

臨時休校となったことで、先生方は、口惜しい思いでいることでしょう。それでも次年度はもうすぐやってきます。今回は、「教育技術」本誌でもおなじみ、学級経営力に定評のある髙橋朋彦先生に、次年度の充実のために今年度のうちにしておきたい事について教えていただきました。

忙しい先生でも、ちょっとの時間で見られるミニ動画です!

「いろいろあったな」で終わらせたらもったいない!

皆さん、今年度いかがだったでしょうか?

皆さん、今年度はいかがだったでしょうか?

うまくいった事やそうでなかった事、たくさんあったのではないでしょうか。

以前の私は、「いろいろあったなぁ」そう思いながらもそのままにして、次年度に臨んでいました。

でもふいに思ったんですね。

これじゃ、もったいない!

「このままじゃもったいないなぁ」と。

そこで、あることをしてみました。

すると…、次の年が変わったのです!

一体何をしたのか…?

1年感の振り返りをする!

そうです、「1年間の振り返りをする」です!

ここでは、次年度に生きてくる、「振り返りの3つのステップ」についてご紹介します。

1 写真に残しておく

それでは一つめ!

写真に残しておく

「写真に残しておく」!

教室内を見回してみてください。今年つくり上げた財産がたくさんありませんか?

それらの写真を撮っておきましょう!

その写真を見れば、

写真に撮っておくことで振り返りができる!

すぐに振り返りをすることができ、

次年度に活かしてバージョンアップ!

また、掲示物だったりシステムだったりを、次年度に活かしてバージョンアップすることもできます。

…ある年、私の言葉が子どもによく届いたなぁと思えた年がありました。

私は、写真を見ながら、1年を振り返ってみることにしました。

すると気付いたのです!

言葉が乱れていたときは、フワフワ言葉をたくさん使う
男女が仲良くいかないときは、「男女問わず」
常に掲示物にある学級目標に振り返りながら話をしていた

何かあると、常に、掲示物に書いてある学級目標や学級会で決まったことなどに立ち返りながら、指導をしていた事に!

次の年からは、掲示物を利用しつつ、学級目標を常に振り返りながら話をすることを心がけました。

そのことで、より効果的な指導ができるようになりました。

写真を使って振り返ったからこそ、気づくことができたのです。

2 うまくいったこともいかなかったことも振り返る

二つめのポイント!

うまくいったことも、そうでなかったことも

「うまくいったこともいかなかったことも振り返る」です。

「振り返る」と聞くと、うまくいったこと、そうでなかったこと、そのどちらか一方しか振り返らない事が多いのですよね。

実は、「どちらも振り返る」ことがすごく大事なのです。

うまくいったことを振り返れば、さらにそれをバージョンアップできる(先程お話しました)。

うまくいかなかったことは、次の年に「気を付ける」という選択ができる。

私の場合…、

学級経営で苦しみながら、その理由について考える時間も意思もないまま、1年間を終えてしまったことがありました。

その子供たちと別れてから理由を考えてみると…

自分が褒められたいと思っていた

私は、「すごい先生と思われたい」と思ってしまっていたことに気付きました。

子供野成長や、幸せにつながる学級経営を!

「うまくいかなかったこと」を見逃さずにきちんと振り返ったことによって、

「自分のためでなく、子供のために教師になった」という初心を思い出すことが出来たのです。

その気付きを意識することによって、自分の学級経営が変わっていったという実感があります。

3 「人に話す」

三つめのポイントです。

人に話す

それは、「人に話す」です。

振り返ったことを、より自分のものにするために

話をすると、自分の中で振り返ったことを、より深く自分のものにすることができるのです。

私の場合、

ファミレスでいつも古館に話していた

同期の古館に、うまくいったこともそうでなかったことも、とにかく話をしていました。

あいつはじっくり聞いてくれましたね。イイ奴です(笑)。

そんな風にして話していると、自分の考えが、頭の中でスッキリと整理されていくんですね。

でも…、

そんな相手や時間がいつも、見つかるとは限りませんよね。

お風呂にて、一人でブツブツ…

安心してください! 一人で話すだけでもいいんです!

私は、お風呂の中でぶつぶつ言っています。車の中なんかもいいですね。

スマートフォンのメモアプリ

それから、ふと思いついたことを、スマホのメモアプリに書き込んでいます。

すぐに記録しておかないと忘れてしまいますが、スマホを見れば、いつでも振り返ることができます。

これだけでも、効果抜群ですよ。


次年度が充実するために今年度のうちにしておくべき、「振り返りの3つのステップ」について紹介させていただきました。

より良い1年が過ごせますように!

皆さんの次の1年間が、よりよいものになりますように!


髙橋朋彦先生
撮影/田中麻以

1983年千葉県生まれ。第55回わたしの教育記録特別賞を受賞。教育サークル「スイッチオン」「バラスーシ研究会」に所属。共著に『授業の腕をあげるちょこっとスキル』『学級づくりに自信がもてるちょこっとスキル』(共に、明治図書出版)がある。算数と学級経営を中心に研究中。
Twitterアカウントは @tomotomoteacher https://twitter.com/tomotomoteacher
トモ先生のインスタ  https://www.instagram.com/tomotomotea…
トモ先生のnote  https://note.com/tomotomo777

https://twitter.com/tomotomoteacher トモ先生のインスタ https://www.instagram.com/tomotomotea… トモ先生のnote https://note.com/tomotomo777

★小学館『みんなの教育技術』Webサイトでは小学校の先生に役立つ情報を毎日発信中★ぜひお気に入り登録して最新記事をチェックしてください!
↓↓↓
『みんなの教育技術』トップへ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連する記事

『クラス運営のヒント』の記事一覧

小学生が座ったまま行えるレクまとめ【新型コロナ対策】

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から子どもたちの密接な交流を避けながらも、学級内で楽しい雰囲気を作れる「自分の席に座ったままでも楽しめる」学級レクをまとめま…

ストレス
学校再開時の子どものストレスと受け止め方【新型コロナ対策】

地域差はあるものの、さまざまな形で小学校も学校再開となっています。子ども達が休校期間中に受けた不安やストレスと教師はどう向き合い対処していく必要があるのか、児童…

話合い活動「文殊の知恵」で自主性・協調性・寛容性を育む!

将来、社会で生きる力につなげたいという思いから生まれた特別活動「文殊の知恵」。学級会で折り合いをつける話合いを通して、自主的、実践的な子供の育成を目指します。平…

新学期の準備は大丈夫?チェックリストで確認しよう

新学期のスタートに向けて、計画的に準備を進めていきましょう! 頭の中で考えるだけでなく、やるべきことをリストアップしておけば、安心して新学期をスタートできますね…

スーパー保育士×小学校長対談「ポジティブな言葉と笑顔を教室にあふれさせよう」

新採教員であっても、子どもたちの前に笑顔で立つことと、一人一人をできるだけほめる努力をすることは可能です。「笑育」を掲げて実践を重ねる俵原正仁校長と、元保育士の…

最初の挨拶で保護者の信頼を勝ち取るには話題を2つに絞るべし

いよいよ新年度。若い先生が特に緊張してしまうのが、保護者への挨拶ではないでしょうか。伝えたい思いはたくさんあるのに、あれもこれも伝えようとして結局何も伝わらなか…

「気になる子は前列」をやめてみる!席替えの活用法

学校の先生をしていると悩むことの一つに「席替え」があるのではないでしょうか。毎月のように席替えをするクラスもあれば、学期に一回だけのクラスもあります。今年度は特…

菊池省三の教師力UP道場:子どもの自主性を育てる「選択肢設定力」って?

菊池省三先生が伝説の授業の達人(鳥?)であるフクロウのショーゾー先生となって、 ラビ子、ツネ夫、タヌ吉の3人、いえ3匹の教師のタマゴたちに「生きた授業技術」を伝…

朝の会と帰りの会のアイディア15【♯三行教育技術】

朝の会と帰りの会は、短い時間ではありますが、クラスの色合いが色濃く出る貴重な時間。この時間をどう使うかのアイディアを、三行教育技術のツイートから集めてみました。…

春休み中のトラブル対応、どうする?【5年3組学級経営物語プロローグ2】

通称「トライだ先生」こと、2年目教師・渡来勉先生の学級経営ストーリー。
渡来先生は、4年から持ち上がりで5年の担任に。ところが、チーム4年としていっしょに学年…

もっと見る