新年度のクラス運営を成功させるために3月中にぜひしておきたい事【動画】

臨時休校となったことで、先生方は、口惜しい思いでいることでしょう。それでも次年度はもうすぐやってきます。今回は、「教育技術」本誌でもおなじみ、学級経営力に定評のある髙橋朋彦先生に、次年度の充実のために今年度のうちにしておきたい事について教えていただきました。
忙しい先生でも、ちょっとの時間で見られるミニ動画です!
目次
「いろいろあったな」で終わらせたらもったいない!

皆さん、今年度はいかがだったでしょうか?
うまくいった事やそうでなかった事、たくさんあったのではないでしょうか。
以前の私は、「いろいろあったなぁ」そう思いながらもそのままにして、次年度に臨んでいました。
でもふいに思ったんですね。

「このままじゃもったいないなぁ」と。
そこで、あることをしてみました。
すると…、次の年が変わったのです!
一体何をしたのか…?

そうです、「1年間の振り返りをする」です!
ここでは、次年度に生きてくる、「振り返りの3つのステップ」についてご紹介します。
1 写真に残しておく
それでは一つめ!

「写真に残しておく」!
教室内を見回してみてください。今年つくり上げた財産がたくさんありませんか?
それらの写真を撮っておきましょう!
その写真を見れば、

すぐに振り返りをすることができ、

また、掲示物だったりシステムだったりを、次年度に活かしてバージョンアップすることもできます。
…ある年、私の言葉が子どもによく届いたなぁと思えた年がありました。
私は、写真を見ながら、1年を振り返ってみることにしました。
すると気付いたのです!



何かあると、常に、掲示物に書いてある学級目標や学級会で決まったことなどに立ち返りながら、指導をしていた事に!
次の年からは、掲示物を利用しつつ、学級目標を常に振り返りながら話をすることを心がけました。
そのことで、より効果的な指導ができるようになりました。
写真を使って振り返ったからこそ、気づくことができたのです。