職員室の人気者になるにはズバリ「人気者になろうとしない」こと!【教師の人気学】
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クラス運営はうまくいっていても、職員室の雰囲気が悪ければ、なんだか気が休まりませんよね。同僚といい関係を築くためには、職員室ではあくまでも謙虚に、「人気者になろうとしない」こと。自他共に認めるザ・めちゃモテ教師・兵庫県公立小学校校長の俵原正仁先生からのアドバイスをお届けします。
執筆/兵庫県公立小学校校長・俵原正仁

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たとえクラスがうまくいっていなくても…
この記事を読んでくださっている方には、今後、無縁なことかもしれませんが、長く教師生活をしていると、一度や二度、クラスがうまくいかないことがあったとしても不思議ではありません。もちろん、私もそういう経験をしたことがありますが、これは、以前、私と組んでいた先生の話です。放課後、職員室に戻ってきて、こう言ったのです。
「クラスが大変でもがんばれるのは、職員室に一緒にがんばろうという仲間がいるからや。一人っきりで抱え込むって、しんどいもんな」
さらに、こんなことも言っていました。
「やっぱり、職員室がうまくいっているのが一番や」
自分一人でできることには限界があります。子どもたちの人気者になっていたとしても、うぬぼれは禁物です。支え合う仲間って、大切です。