【LINEオプチャ交流中!課題7】通知表での効率的なリフレクション
日々のリフレクションの様子をSNSなどで広くシェアし、自己研鑽する姿が多くの先生に支持されている古舘良純先生。これは、そんな古舘先生が提案する、みなさんに主体的に参加していただくワーク型連載です(1記事100円、毎月25日配信)。
読者向けのLINEオープンチャット(記事末にリンクがあります)では、古舘先生からの直接のフィードバックやメンバーによる質の高い交流が行われています。ぜひご参加ください。
さて、今回のテーマは、<通知表での効率的なリフレクション>です。
執筆/岩手県公立小学校教諭・古舘良純
目次
「通知表」との向き合い方を見直そう
この連載では、「自分もまわりも笑顔になる」ことを目的とし、同世代の中堅教師を中心に、多くの先生方と「自身の学級や働き方を見つめ直す時間」を共有したいと考えています。よろしくお願いします。
あっという間に2学期も残り一か月を切りました。
12月、成績処理を控えている先生方も多いのではないでしょうか。
子どもたちの姿を見取り、子どもたちの頑張りを確かに共有できる通知表でありたいと考えています。
しかし同時に、働き方改革の面で見れば「負担」になっている側面も持ち合わせています。日常的な激務に加えて処理しなければならない「マスト」の仕事です。
子どもたちのため、それを読んだご家族が幸せな気持ちになる通知表にしたい。そう思うのは誰だってそうですが、それによって残業時間が増えてしまったり、評価のための評価が行われるようなことがあれば時代に逆行しているようなものであり、本末転倒です。
また、通知表の時期になると、SNSでは盛んに「コツコツやりましょう!」「ちょっとずつ進めましょう!」「今から始めましょう!」という負担感を減らすための啓発投稿が見られるようになります。そう簡単に着手できない方にとっては焦ってしまうかもしれません。
かといって「ギリギリでいいですよ」「何とかなりますから」という発信を間に受けて「提出が遅れた」ということがあれば取り返しがつきません。
そこで今月は、通知表の全体像を確かめながらその処理について見直してみたいと思います。
いかがだったでしょうか。
通知表作成というタイミングが、大きなリフレクションの機会になるとともに、職員室内にある財産をシェアし合うコミュニケーションの機会にもなるとよいですね。
次回の配信は、2023年12月25日の予定です。
よい一か月をお過ごしください!