ネット型の教材は何を選べばいい?<ハンドテニス> 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #39】


前回#38では相手とラリーを続ける「続けるくん」を紹介しました。「続けるくん」に慣れてボールをはじく技能が高まってくると、ネットの近くの狭い範囲で小さくラリーをする様子が見られるようになります。ゲームが停滞しているようにも見えますが、ボールをはじく技能が高まってコントロールできていることの証左でもあります。こうなってきたら、相手がボールを返せないところをねらって得点を競い合う教材「ハンドテニス」に移行しましょう。
執筆/群馬県公立小学校教諭・栗原章滉
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川 譲
目次
1 コート

「続けるくん」の場に、上図のようにコートのラインを追加します。ラインの引き方は#5を参考にしてください。
2 チーム
基本的には「続けるくん」と同じチームで行いますが、「続けるくん」での実態に応じてチームを組み直してもよいでしょう。