クロールってどうやって教えたらいいの? その1 【使える知恵満載! ブラッシュアップ 体育授業 #26】

中学年の水泳運動について、『解説』には「浮いて進む運動」「初歩的な泳ぎ」と記されていますが、6年生までに泳げるようにするにはクロールの指導に入っていくべきです。私はクロールを含めた水泳運動の授業も、一斉指導で行っています。泳力別グループの学習では、もともとある技能差がさらに広がってしまうからです。水泳運動でも、仲間と一緒にスモールステップを行きつ戻りつしながら学ぶことで、「みんなができる、みんなでできる」一斉指導の授業が可能になります。
今回と次回の2回で、クロールが泳げるようになるスモールステップと、その指導のコツをお伝えします。
執筆/東京都公立小学校教諭・逸見淳一
監修/筑波大学附属小学校教諭
体育授業研鑽会代表
筑波学校体育研究会理事・平川 譲
目次
目標はプールの短い辺(約10m)を泳ぎ切ること!
教師も子どもも、「クロールが泳げる」のイメージは、25mを泳ぎ切ることではないでしょうか。確かにそのイメージで間違いはありません。しかしクロールを学習し始めた中学年で、25mを泳ぎきることを目指しても、その目標に到達できる子は半分もいないでしょう。
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執筆
逸見 淳一
東京都公立小学校 教諭
1980年 東京都中野区生まれ。「みんなができる、みんなでできる」体育授業を目指し、日々研鑽中。子供たちにとっても教師にとってもより良い体育授業が広まるように、オンラインで研修会を行っている。『「資質・能力」を育成する体育科授業モデル』(共著)(学事出版)

監修
平川 譲
筑波大学附属小学校 教諭
体育授業研鑽会 代表
筑波学校体育研究会 理事
1966年千葉県南房総市生まれ。楽しく力がつく、簡単・手軽な体育授業を研究。日本中の教師が簡単・手軽で成果が上がる授業を実践して、日本中の子どもが基礎的な運動技能を獲得して運動好きになるように研究を継続中。『体育授業に大切な3つの力』(東洋館出版社)等、著書多数。
