6年生に「ありがとう!」飛び出すメッセージカードの作り方【動画】
小学校では、6年生の卒業が近づいてきました。今年はwithコロナで、6年生を送る会でも例年とは違う工夫が求められていると思います。そこで今回は、お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えるアイデア、「飛び出すメッセージカード」の作り方を佐々木陽子先生がシェアします。
目次
1. 色画用紙2枚で土台を作る
まず、色画用紙を用意します。
下の写真では、青色の画用紙の内側に、一回り小さい黄色の画用紙を貼っています。
それを二つ折りにして、以下に続く手順で、この写真のようなメッセージカードの土台を作っていきます。
2. 立体的に飛び出す「しかけ」を作る
内側の黄色い画用紙の谷折りの部分に、縦に4本の線を引きます(下の写真参照)。横向きに引いた点線は、折り曲げる部分です。
この4本の縦線をカッターで切ると⋯開いた時に立体的に立ち上がる「でっぱり」ができます!
また、子供たちにカッターを使わせたくない場合には、下の写真のように別の紙をのりで貼り付けます。
3. 切り抜いた絵を貼る
この「でっぱり」の部分に、別の画用紙で作った絵を貼り付けます。
下の写真では、リンゴの木を作って貼ってみました。
こうすることによって、「飛び出す絵本」のような、飛び出すメッセージカードを作ることができます!
開くと絵が浮き上がって見えるので、普通のメッセージカードよりも、開いた瞬間、感動やドキドキ感が生まれます。
6年生に「今までありがとう!」と言ってメッセージカードを渡し、「うわぁ〜!」と驚いてもらえると嬉しいですよね!
横から見るとこのように立体的なメッセージカードです。
4. 感謝を伝える方法は他にもいろいろ!
メッセージカード以外にも、6年生を送る会で出し物の動画を見てもらったり、似顔絵を描いて6年生の教室の周りや廊下に掲示したりして、感謝の気持ちを伝えることもできます。
みなさんもどんどん工夫してみてください!
Withコロナで例年のようにみんなで6年生を囲むことは難しいかもしれませんが、アイデア次第で子供たちの感謝の気持ちを伝える方法はたくさんありそうですね。みなさんのクラスでも、お世話になった6年生の喜ぶ顔を思い浮かべながら、あっ!と驚くメッセージカードを作ってみませんか?
小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。