小学校教師のための面白い自己紹介アイデア【動画】
小学校教師の第一印象はとても大切です。話術がなくても「面白い先生だなあ!」と思ってもらえる、自己紹介のアイデアをご紹介します。新一年生はもちろん、アレンジすることで様々な場面で使うことができる鉄板ワザ。「教育技術」記事でもおなじみ東京都公立小学校教諭・佐々木陽子先生が教えてくれました。
2分で見られるミニ動画!
目次
イラストを描いたカードを準備して!
入学式が終わって、担任の先生から改めて子供たちに自己紹介をする際…
私の場合は、
こんなカードを用意しています。
「ささきようこ」と、文字が書いてあるだけじゃ、味気ないですよね?
そこで、
かわいいイラストも一緒に描き入れておきます。
そして、子供たちと一緒に、読んでいきます。
「『さ・さ・き・よ・う・こ』先生といいまーす。」
イラストは何を描くのかといえば…
名前の一文字ずつ、「先生(自分)が好きなもの」にします。
どんな風に自己紹介を展開していくのかというと…
例えば!
「ささき先生の『さ』」
「先生、さくらんぼが好きなんです!」
二つめの『さ』は…
「先生、サッカーが好きなんです」
「『ささき』の『き』…」
「先生、金魚を飼っています」
このあたりまでくると、子供たちは口々に、
「私もさくらんぼ好き~!」
「僕、サッカーしてる!」、
などと言いながら、身をのりだしているはず。
イラストを入れておくことで、ただ名前を伝える自己紹介が、こんな風に楽しいものになるのです!
自分の名前の文字一つひとつを言いながら、
「『ささきようこ』の『こ』。先生、コマ回すのが得意なんだよ!」
そこで、最後にコマを回して見せてあげる、なんてできれば大盛り上がり。
子供たちは、
ノリノリ!
…この先生面白いなあ。先生、こういうのが得意なんだ~。
先生の好きなものや得意なことを知ることで、
初対面にして子供たちは、先生にとっても親近感を感じます。
そして、
子供たちとの距離がどんどん縮まっていきます。
ぜひ、皆さんもイラストを描いたこのカードを作って、自己紹介をしてみてください!
小学校教諭。著書に『クラスがまとまる!小学1年生学級づくりのコツ』(ナツメ社)、『子どもの心をガッチリつかむ!とっておきの教室トーク&学級経営ネタ60』(明治図書出版)ほか。一児の母。