職員室の人気者になるにはズバリ「人気者になろうとしない」こと!【教師の人気学】

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兵庫県公立小学校校長

俵原正仁

クラス運営はうまくいっていても、職員室の雰囲気が悪ければ、なんだか気が休まりませんよね。同僚といい関係を築くためには、職員室ではあくまでも謙虚に、「人気者になろうとしない」こと。自他共に認めるザ・めちゃモテ教師・兵庫県公立小学校校長の俵原正仁先生からのアドバイスをお届けします。

執筆/兵庫県公立小学校校長・俵原正仁

放課後散歩のススメ

たとえクラスがうまくいっていなくても…

この記事を読んでくださっている方には、今後、無縁なことかもしれませんが、長く教師生活をしていると、一度や二度、クラスがうまくいかないことがあったとしても不思議ではありません。もちろん、私もそういう経験をしたことがありますが、これは、以前、私と組んでいた先生の話です。放課後、職員室に戻ってきて、こう言ったのです。

「クラスが大変でもがんばれるのは、職員室に一緒にがんばろうという仲間がいるからや。一人っきりで抱え込むって、しんどいもんな」

さらに、こんなことも言っていました。

「やっぱり、職員室がうまくいっているのが一番や」

自分一人でできることには限界があります。子どもたちの人気者になっていたとしても、うぬぼれは禁物です。支え合う仲間って、大切です。

職員室の雰囲気をプラスにするために

では、職員室の人気者になるにはどうすればいいのでしょうか。

人気者になろうと思ってはいけません。

あくまでも謙虚に。教室では、時には前面に出ることも必要ですが、大人相手の場合は違います。でも、いつも笑顔で…と言うのは同じです。

「自分はできる!」というオーラを出している人にあえて助言するほど、ほかの先生方もひまではありません。ただ、先生という職業についている人は、元来、人がよくて、教え好きな人が多いものです。謙虚に、笑顔で接していれば、いろいろなことを教えてくれます。困った顔をしていれば、助けてくれます。そして、ときどき、あなたからもGIVEすればいいのです。それが職員室の雰囲気をよくするポイントです。無理する必要はありません。

プラス20%のがんばり

でいいのです。例えば、パソコンが得意な人は、自分がつくったワークを隣のクラスの分まで印刷しておくといった感じです。自然な感じで無理なくできる範囲で行うのです。見返りがなくても気にならない。だから、続けられる。このような小さな善意の積み重ねが大切なのです。

プラス20%の力

イラスト/明野みる

『小一教育技術』2016年12月号より

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