ChatGPTは小学校の教育にどう使えるのか? 【池田修×藤原友和チャット対談#1】

連載
ChatGPTがもたらす教育パラダイムシフト

京都橘大学教授

池田 修

北海道公立小学校教諭

藤原友和

対談/京都橘大学発達教育学部児童教育学科教授・池田修
北海道函館市立万年橋小学校教諭・藤原友和

教育にも多大な影響をおよぼすとされるAIサービス「ChatGPT」を、教師は教育の現場でどう使うか、どう使えるのか? 指導のパラダイムシフト~斜め上から本質を考える~でおなじみ池田修先生と藤原友和先生の間で交わされたチャット対話の模様をお届けします。末尾に「新企画」のご案内もあります!

池田修:藤原先生の「ChatGPTを小6国語「私の枕草子」の授業に使ってみたら」の記事読みました。いいですねえ。

ChatGPTを小6国語「私の枕草子」の授業に使ってみたら|藤原友和先生(北海道公立小学校)

ChatGPTは、やはりアイディア出しの壁打ち機能を活用するのがいいと思います。それと、推敲のパートナーですね。この二つが使われていますものね。それが端的に一つの授業にまとまっています。さすがです。

藤原友和:ありがとうございます!

この「1.アイディア出しの壁打ち機能、2.文章など生成されたものの推敲の二つを機能させる実践」を他にも考えてみるといいんじゃないかなあと思いました。

例えば、

東海道新幹線は、N700の次の新しいモデルを出そうとしています。これまで、新幹線は、ひかり、こだま、のぞみと名前がつけられていました。JR東海は、ここで新しい新幹線の名前をつけたいと考えています。その新しい名前を提案してください。条件は、ひらがな3文字であること。スピード感のある言葉であること。安全性問題が感じられるものであるものなどです。10個お願いします。

なんてのを考えてみました。ChatGPTが出してきた結果は、

1. かぜそら
2. ちからみず
3. はやぶさ
4. ひかりごけ
5. ほのおときり
6. まほうふうせん
7. めぐりあい
8. ゆうひかげ
9. よあけぼし
10. わかばみずしり

となって、全然条件とは違ってます(笑)修正を求めても直りませんでした。

でもこの結果からどれを取るのか、または取らないのかも含めて、なぜそれを推薦するのかのプレゼンテーション大会が開けますね。

池田先生が示してくださった視点で、実践がいくつも生まれそうですね。ルール自体も再検討されていく柔軟な思考が身につきそうです。

1.アイディアを必要とするコンペティションを考える。例えば、新しい新幹線の名前のコンペティション。

2.ChatGPTによって出てきた例を検討する。場合によっては、自分が考えたものも含めてもいい。

3.なぜそれがいいのかについて、プレゼンテーションを行う。(その際、その理由もChatGPTを助手にして考えても良いこととする)

4.句会形式で選び合うのもあって良い。

既存の言語活動フレームに載せると、無理なくできそうです。

句会、クイズの選択肢づくり

「たほいや」の選択肢もつくれそう(^^)。

学習ゲーム実践群を再評価するきっかけになるかもしれませんね。創造性を高める系列のものを見直せば。 すでにある実践をアレンジして、ねらいもコンピテンシーベースの視点から捉え直すようにする。 おお、鉱脈かも。

だよね。私は、面白い入社試験にヒントがあると思う。

たとえば「魚のいない海で魚を釣りあげるための方法を考えてください」というもの。ChatGPTに聞いてみました。

※参考リンク:【超難問】これが解けたら超優秀?|有名企業の入社問題を集めてみた

こんな回答が返ってきました。

魚のいない海で魚を釣りあげるには、以下のような方法が考えられます。

1. 魚の生息域を調べる:魚が生息する環境を調べ、そこに餌を与えることで魚を誘引することができます。例えば、魚が好む海藻や小魚を浮かべると、魚が集まってくる可能性があります。

2. 人工餌を使う:魚のいない海でも、人工餌を使うことで魚を誘引することができます。例えば、ミミズや虫などの餌を使うことで、魚が近づいてくる可能性があります。

3. 音や振動を使う:魚は音や振動に敏感な生き物であるため、魚のいない海でも音や振動を使うことで魚を誘引することができます。例えば、水中スピーカーや振動子を使うことで、魚が集まってくる可能性があります。

4. 魚を養殖する:魚がいない海で魚を釣る方法の一つに、魚を養殖する方法があります。例えば、魚の種を海に放流し、一定期間後に釣り上げることができます。

以上のように、魚のいない海でも、さまざまな方法を使って魚を釣ることができます。ただし、環境保護や漁業法に違反しないように注意して行うことが重要です。

あるいはGoogleの入社問題。

あなたと隣人が同じ日に不用品セールをします。2人とも全く同じ品物を売ろうとしています。あなたはその商品に100ドルの値段をつけるつもりですが、隣人に聞くと40ドルで売るつもりだということでした。商品の諸条件は同一とします。この隣人と特に親しくするつもりがないとして、あなたはどうすればよいでしょう。

こんなふうに返してくる。

このような状況で、あなたが隣人にどう対処するかは、あなたの倫理観や社会的な信条によって異なります。以下は一般的なアドバイスです。

まず、あなたがその商品を売る目的が、収益を得るためである場合、あなたの価格設定は自由であり、あなたが望む価格で売ることができます。つまり、あなたがその商品に100ドルの価値を見出しているならば、100ドルで売ることができます。ただし、あなたの価格が市場価格よりも高すぎる場合、購入者があなたの商品を選ばず、隣人の商品を選ぶ可能性があります。

一方、あなたが隣人との関係を大切にし、信頼関係を構築したいと考えている場合、あなたは隣人に配慮して、価格を下げることもできます。ただし、あなたが隣人と親しくない場合、あなたは隣人に特別な優遇を与える必要はありません。

最終的に、あなたがどちらの価格を設定するかは、あなたが望む利益や関係性に基づいて決定する必要があります。あなたが倫理的に問題があると感じる場合は、価格を下げることもできますが、あなたがその価格を正当化できる理由がある場合は、そのまま価格を設定することもできます。

この魚の問題のほうは、日本の水産業の学習と関連づけて、小学校5年生で可能では?

入社試験の問題と答え、面白いです。それにChatGPTを組み合わせる。いいですね、できますね。

ま、お上品な答えばかりなので、面白みはありませんが、ドラフトとしては十分でしょう。ここに味付けをすることになりますね。

この伊藤穰一先生の話(下記)ともつながりますね。

※参考リンク:【GPTと人間の共存する未来】Chat-GPTの解説や活用方法、AIを使った教育、web3とGPTの新たな関係性などを解説します|Joichi ItoYouTube

5L入る容器が1個、3L入る容器が1個あります。 水はいくらでも使えるものとして、2つの容器を使って正確に4Lの水の量を測るにはどうしたらよいでしょう。 こういうのは得意でほぼ間違えないと思うけれども、子供にやらせるのは面白くないね。

伊藤先生の動画見ました。お話、面白いです。

フェルミ推定を使う問題を考えさせてもいいですね。

※参考リンク:フェルミ推定|Wikipedia

小学生にフェルミ推定をさせるなんて、とんでもなくぶっ飛んでますけど(^^)。たとえば「東京都の郵便ポストの数を概数で答える考え方は?」とか。

ChatGPTはこう答えます。

東京都の全ての郵便ポストの数を正確に知ることは私にもできませんが、概算する方法がいくつかあります。

1. 東京都の自治体ウェブサイトや郵便局のウェブサイトなどに、郵便ポストの数に関する情報が掲載されている可能性があります。これらのウェブサイトを検索して、情報を探してみることができます。

2. 郵便局の担当者に直接問い合わせることもできます。しかし、東京都全域の全ての郵便ポストの数を尋ねることは、非常に大変な作業になるため、回答を得るまでには時間がかかる可能性があります。

3. 東京都の面積を知っている場合、東京都の平均的な郵便ポスト密度を仮定することができます。たとえば、東京都全体の面積が約2,190平方キロメートルであると仮定した場合、過去の調査によると都心部と地方部で密度に差があるため、一定の面積をサンプリングして、その面積にある郵便ポストの数を数え、その密度を求めることができます。その後、東京都全体の面積である2,190平方キロメートルに乗じて、概算することができます。

3.の方法で計算してみてください、と指示します。

東京都の面積は約2,190平方キロメートルであるとされています。東京都における郵便ポストの密度は、都心部と地方部で異なる可能性があるため、ここでは東京都の中心部にある千代田区をサンプルとして、面積と郵便ポストの数から密度を求めてみます。

千代田区の面積は、約11.6平方キロメートルです。千代田区内にある郵便ポストの数は、東京都千代田郵便局のウェブサイトによると、約520基あるとされています。

この場合、千代田区の郵便ポスト密度は約520基 ÷ 11.6平方キロメートル ≒ 44.8基/km^2となります。

この密度を東京都全体の面積である2,190平方キロメートルに乗じると、東京都全体にある郵便ポストの概算数は、約98,200基程度となります(44.8基/km^2 × 2,190 km^2 ≒ 98,200基)。

なお、この計算結果はあくまで概算であり、実際の郵便ポストの数とは異なる可能性があります。

電卓どころか、パソコンのある子供達ですので、こんな計算は楽勝でしょうねえ。

wikiにあったこんな問題をやらせてみました。

アメリカのシカゴには何人のピアノ調律士がいますか? 次の条件をもとに考えて答えを出してください。 

条件: 
シカゴの人口は300万人とする 
シカゴでは、1世帯あたりの人数が平均3人程度とする 
10世帯に1台の割合でピアノを保有している世帯があるとする 
ピアノ1台の調律は平均して1年に1回行うとする 
調律師が1日に調律するピアノの台数は3つとする 
週休二日とし、調律師は年間に約250日働くとする
この問題では、いくつかの仮定が必要です。まず、シカゴの人口は300万人であると仮定します。そして、平均的な家庭の人数が3人であると仮定し、10世帯に1台の割合でピアノを所有していると仮定します。

したがって、シカゴの家庭数は300万人 ÷ 3人/世帯 ≒ 100万世帯となります。このうち10世帯に1台の割合でピアノを所有していると仮定すると、シカゴには100万世帯 ÷ 10 ÷ 3 ≒ 33,333台のピアノがあると推測できます。

さらに、ピアノ1台あたり、年に1回の調律が必要であると仮定すると、年間に33,333回の調律が必要になります。

次に、調律師の労働条件について考慮します。1日あたりに調律できるピアノの数が3つであると仮定し、週休2日制度があると仮定すると、年間に250日働けると見積もることができます。

この場合、1人の調律師1年間に調律できるピアノの数は、1日に調律できるピアノの数(3台)× 1年あたりの勤務日数(250日)= 750台となります。

最終的に、シカゴのピアノ調律師の人数は、必要な調律の数(33,333台)÷ 1人あたり1年間に調律できるピアノの数(750台)≒ 44.4人と推測されます。

ただし、これらの仮定は全てあくまで推測であり、実際の数値とは異なる可能性があります。

wikiは、130人ですね。これも面白い。

一昨日、友人達のオンライン飲み会で、ChatGPTの授業づくりに興味を示していた一人は、フェルミ推定のことを話題にしていました。さすがにアンテナが高く、実践力のある人は親和性の高いものを見つけるのが早いですね。

やはり。どう見てもフェルミ推定だよね。このフェルミ推定は、計算するための条件の設定が大事。ここが違うと違ってくる。

じつはここ最近、ChatGPTに関する「みんなの教育技術」での新しい連載企画のことをずっと考えていました。 小学校の先生のことしかニーズは分からないのですが、「まず、触ってみる層」への訴求力としては、具体的なプロンプト例を出すのが第一かなと。

そして、ある程度さわり、もう実践の段階に移ろうとしている層には、授業展開アイディアや、実践開発の方向性が知りたいのではないかと思います。

そのフェルミ推定の条件の設定が、ChatGPTでプロンプトを書くときに使う思考にとても似ていると思います。

となると、面白いプロンプトを紹介して、10分ほど触ってもらう。これが最低三つかなあ。

僕は、学芸会の劇の台本を書いてもらいました。劇の大まかな設定を入れる作業も近いなと思いました。主人公の成長物語であること、30人分の配役があること、などです。

台本作りで困っている先生は、多いと思うなあ。

あ、思いついた。調べてみる。

私がChatGPTに劇のあらすじと配役、挿入歌の候補を出してもらったやりとりがこれです。

小学6年生の劇を創作します。時間は20分で、出演人数は30人です。劇のあらすじと配役、挿入歌の候補を提案してください。あらすじは、主人公が対立する出来事を乗り越えて成長する物語とします。
「成長の物語」

あらすじ:
小学6年生の主人公、橋本太郎は、学校での勉強やクラスの人気者としての立場に悩みを抱えていた。ある日、太郎は学校の行事で行われる劇の主役に選ばれ、初めは嬉しいと思っていたが、その参考に向かう自信がなく、練習にも身が入らなかった。

そんな中、劇の演出家である先生から、主人公が困難に直面し、それを乗り越えて成長するというテーマの重要性を語られる。太郎は、自分もそんな主人公になれるのではないかと思い始める。

しかし、劇の練習中に太郎は失言を言ってしまい、周囲からバカにされてしまう。 。

美香は、太郎に自分自身が過去に乗り越えた困難や、その時に助けられた人々の話をして、太郎を励ましてくれる。することを決意する。

劇の本番当日、太郎は美香の言葉を思い出し、自信を持って舞台に立った。

劇が終わった後、太郎は周囲の人から褒められることもあったが、それよりも自分自身が克服した困難に、自信と喜びを感じていた。

配役:
・橋本太郎:男の子の主人公。劇の中で主人公と同じように成長していく。
・佐藤美香:太郎のクラスメイトで、太郎を励ましてくれます。
・劇の演出家:先生。劇のテーマや主人公の成長を太郎に語りかける。
・その他の出演者:太郎の友達やクラスメイト、観客など。

挿入歌の候補:
・「明日への一歩」(平井堅) ・「風になる」(西野カナ) ・「勇気100%」(嵐) ・「スタンドバイミー」(ベン・E.キング) ・「強く儚い者たち」(乃木坂) 46)
ここまで提案してくれた創作劇についての内容を、もう一度まとめて一覧にしてください。
劇のタイトル:「成長の物語」

劇のあらすじ: 小学6年生の主人公・橋本太郎が、学校での勉強や人気者としての立場に悩みを抱えていた。が、その参考ち進む自信がなく、練習にも身が入らなかった。しかし、劇の練習中に太郎は失言してしまい、空中からバカにされてしまう。 太郎は傷つき、劇から降りることになる。を考え始めるが、そこに自分を励ましに来てくれたのは、同じクラスの女の子・佐藤美香だった。美香は、太郎に自分自身が過去に乗り越えた困難や、その時に助けられた人々の話をして、太郎を励ましてくれます。 太郎は美香の言葉に助けられ、自信を取り戻し、再び劇に挑戦することを決意する。そして、劇の中で主人公が困難を乗り越え、成長する姿を演じ、会場の観客は感動のあまり拍手喝采する。あったが、それよりも自分自身がした困難に、自信と喜びを克服していると感じていた。

劇の時間: 20分

出演人数:30人

配役: ・橋本太郎:男の子の主人公。劇の中で主人公と同じように成長していく。 ・佐藤美香:太郎のクラスメイトで、太郎を励ましてくれる。 ・劇の演出家:先生。テーマや主人公の成長を太郎に語る。

出演人物: ・劇の主人公(子役):太郎 ・太郎の友達A:太郎のことからかう。 ・太郎の友達B:太郎のことを気にかける。 ・太郎のクラスメイト1〜10:劇の出演・劇の演出家:先生 ・太郎の母親:太郎に話を聞いてあげる。 ・美香の母親:太郎にお菓子をほぐす。 ・美香の:美香と一緒に太郎を励ます。

挿入歌の候補: 1.「大切な人へ」(絢香) 2.「英雄」(菅田将暉) 3.「ひまわりの約束」(秦基博) 4.「勇気100%」(平成ジャンプ) 5. 「いい日旅立ち・西へ」(矢沢永吉)

以上が、「成長の物語」というタイトルで20分の小学6年生の劇についてのあらすじ、配役、挿入歌の候補になります。演じやすいように演出や台本の改編などを行いながら、より良い劇を作ることができます。

となると、子供達に作曲させて歌って踊って、ミュージカルまでいけるね。

こんなの考えてみた。

安全で、ユニークで、子供たちが熱中する小学校の運動会のプログラムを提案して下さい。その際、何年生の競技なのかと、求められる運動能力のレベルを3を一番高いものとして、1.2.3の3段階で示し、競技内容を簡単に紹介したものを表にまとめて下さい。

なお運動会は、9:00から始まります。お昼休み1時間の後、14:00で終わります。

おおおお。

以下は、安全でユニークで、子供たちが熱中する小学校の運動会のプログラムの提案です。競技内容は、年齢別に分けて3つのレベルに分かれています。表は.csv形式で提供されています。
年齢/レベル レベル1: 低い レベル2: 中程度 レベル3: 高い
1年生 カップリレー (2チームに分かれ、カップを順番に運ぶ) ジャンピングビーンバッグ競争 (ビーンバッグを跳びながら運ぶ) グループリレー (4人1組で順番に駆け抜ける)
2年生 オニギリ競争 (3チームに分かれ、オニギリを順番に作る) マット走り競争 (マットの上を走り、反対側で相手をバトンタッチする) 障害物競走 (障害物を越えながら駆け抜ける)
3年生 トンネル競争 (10人1列になり、トンネルをくぐっていく) ジャンピングロープ競争 (縄跳びを跳びながら進む) タイム競争 (1人ずつ走り、最も速い時間を競う)
運動会は午前9時に始まり、午後1時まで続きます。 お昼休みの1時間の後、午後2時に終了します。 上記のプログラムは、子供たちが安全に楽しめるように設計されており、それぞれの年齢層に応じて運動能力のレベルを考慮しています。各競技は、子供たちが興味を持ち、熱中できるものです。

4、5、6年生用もお願いしました。

4,5,6年生もお願いします。
以下は、4年生、5年生、6年生向けの競技内容です。年齢別に3つのレベルに分かれています。

年齢/レベル レベル1: 低い レベル2: 中程度 レベル3: 高い
4年生 ジャンピングビーンバッグ競争 (ビーンバッグを跳びながら運ぶ) グループリレー (4人1組で順番に駆け抜ける) ロープクライミング競争 (競技場に設置したロープを登る)
5年生 2人3脚競争 (2人が足を縛り合い、コースを走る) マット走り競争 (マットの上を走り、反対側で相手をバトンタッチする) 縄跳びチャレンジ (1分間にどれだけ縄跳びできるか競う)
6年生 ターザンロープ競争 (2つのロープにつかまり、競技場を渡る) 障害物競走 (障害物を越えながら駆け抜ける) タイム競争 (1人ずつ走り、最も速い時間を競う)
運動会は午前9時に始まり、午後1時まで続きます。 お昼休みの1時間の後、午後2時に終了します。 これらの競技は、4年生、5年生、6年生向けに、子供たちが楽しめるように設計されています。競技の難易度は年齢に応じて調整されています。また、全ての競技は安全で、子供たちが参加しやすいようになっています。
1年生から6年生までの競技のレベル2の種目を使って、運動会のスケジュールを書いてください。
以下は、1年生から6年生までの競技のレベル2の種目を使って作成した運動会のスケジュールです。

時間帯	競技種目
9:00 - 9:30	オープニングセレモニー
9:30 - 10:00	ビーンバッグリレー (4年生)
10:00 - 10:30	マット走り競争 (5年生)
10:30 - 11:00	2人3脚競争 (5年生)
11:00 - 11:30	休憩
11:30 - 12:00	グループリレー (4年生)
12:00 - 12:30	障害物競走 (6年生)
12:30 - 13:00	組体操 (3年生)
13:00 - 14:00	お昼休憩
14:00 - 14:30	縄跳びチャレンジ (5年生)
14:30 - 15:00	タイム競争 (6年生)
15:00 - 15:30	クロージングセレモニー

上記のスケジュールは、午前中に4年生と5年生の競技、午後に5年生と6年生の競技、そして組体操を挟んでお昼休みを設け、午後に6年生の競技を行うように調整されています。各競技の時間は30分で、開始時間は目安です。また、オープニングセレモニーとクロージングセレモニーは、競技の前後に開催されます。
1、2、3年生も参加できるようにしてください。
了解しました。以下は、1年生から6年生までの競技のうち、レベル2以下の競技を使った運動会のスケジュールです。

時間帯	競技種目
9:00 - 9:30	オープニングセレモニー
9:30 - 10:00	玉入れ (1年生)
10:00 - 10:30	ポテトサックレース (2年生)
10:30 - 11:00	ビーンバッグリレー (4年生)
11:00 - 11:30	休憩
11:30 - 12:00	走り幅跳び (3年生)
12:00 - 12:30	グループリレー (4年生)
12:30 - 13:00	おにごっこ (1年生)
13:00 - 14:00	お昼休憩
14:00 - 14:30	かけっこ (2年生)
14:30 - 15:00	縄跳びチャレンジ (5年生)
15:00 - 15:30	クロージングセレモニー

上記のスケジュールでは、1年生から6年生までの全学年が参加できるよう、レベル2以下の競技を組み合わせています。玉入れやおにごっこなど、小さなお子さんでも参加しやすい競技も取り入れています。各競技の時間は30分で、開始時間は目安です。また、オープニングセレモニーとクロージングセレモニーは、競技の前後に開催されます。

これは革命的ですね。行事の計画って、ChatGPTと同じ種類の思考をしていますもんね。

本当に。全部やらなくても一つ二つ毎年新しいのを入れることが簡単に可能になります。

中学生なら、宿泊行事の提案をさせてみたいなあ。高校生、大学生には、デートのプランづくり(^^)

小学校の探究学習の単元計画もいけそうです。

中学生でやったけど(^^)

僕も、函館デートプランを例示したことがあります。高学年女子の一部ははまりました。笑

私はそれを匿名にして、男子のは女子に、女子のは男子に、句会形式で選ばせました(^^) 『作文指導を変える つまずきの本質から迫る実践法』に書いてます。

刺激的ですね!笑 そして、実践した生徒が5~6人はいると思う。

本当に真剣にやってました。

さきほどの連載記事の件だけど、本来なら実践を通して実践をまとめて文章にして発表となるべきところですが、それを待っていては、周回遅れになりますね。ChatGPTの動きが速すぎます。パラダイムが変わったわけですから、従来の方式ではないものでやる。

ですね。もうすぐGPT4.0になっていくわけですから。連載タイトルも、「ChatGPTがもたらすパラダイムシフト」のようなものを考えていました。

こちらでアイデアを示したら、それを全国の実践家が試してみる。建設的に作り変える。楽々と私たちの提案を乗り越えてくれる実践家が、どんどん出てきてほしいなあ。出てくるだろうなあ。

ということで、新連載「ChatGPTがもたらす教育パラダイムシフト」を始めます。今回の対談で示されたアイデアをもとにした実践レポートと所感をお問い合わせフォームから編集部まで送ってください(Wordファイルのアップロードもできます。文書にはお名前・所属校・連絡先を明記してください。ファイル名にもお名前とテーマを記載してください)。もちろん新たな切り口のChatGPT活用アイデアの話題提供もぜひ!

※ChatGPTは、利用規約上は現在のところ18歳以上(もしくは親権者の同意を得た13歳以上)を対象に提供されているサービスです。学校での利用についてはこの点に配慮が必要です。


池田 修

池田 修(いけだ・おさむ)京都橘大学発達教育学部児童教育学科教授。1962年東京生まれ。国語科教育法、学級担任論などを担当。元中学校国語科教師。研究テーマは「国語科を実技教科にしたい」「楽しく授業を経営したい」「作って学ぶ」「遊んで学ぶ」など。ハンモッカー。抹茶書道、ガラス書道家元。琵琶湖の話と料理が得意。オペラ歌手として修業中。

藤原友和

藤原友和(ふじわら・ともかず)北海道函館市立万年橋小学校教諭。1977年北海道函館市生まれ。4年間の中学校勤務を経て小学校に異動。「ファシリテーション・グラフィック」を取り入れた実践研究に取り組む。今年度は6年の学級担任(2年連続)。教師力BRUSH-UPセミナー、函館市国語教育研究会、同道徳研究会所属。

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