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見つける力を伸ばそう〔回転漢字〕【漢字コグトレ #9】課題シート付

連載
子どもたちの認知機能を高める 教室コグトレ
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立命館大学教授・一般社団法人日本COG-TR学会代表理事

宮口幸治
連載「漢字コグトレ」 バナー

9回目の今回は「見つける」力を伸ばすトレーニング。そのなかの〔回転パズル〕の漢字版である〔回転漢字〕にチャレンジしましょう。ダウンロードプリントもありますので、ぜひ活用ください。「コグトレ」とは、宮口幸治先生たちが開発した「コグニティブ(認知)機能」を高めるトレーニングのことで、身体面、学習面、社会面の3方面から包括的にトレーニングする特徴があります。本連載では、学習面のトレーニング(認知機能強化トレーニング)を基に、図形や記号、数字などを漢字に置き換え、漢字に特化した「漢字コグトレ」を紹介します。

監修/立命館大学教授・宮口幸治

「認知機能強化トレーニング」とは

コグトレの認知機能強化トレーニング(→詳しくは連載第1回を参照)は、以下の表のように「覚える」「数える」「写す」「見つける」「想像する」の合計5つの分野をターゲットとしたトレーニングから成り立っています。

コグトレ 表1

今回は、「見つける」のなかから、〔回転パズル〕の課題を紹介します。

このトレーニングは、図を回転させて同じ形をつくることで、形の恒常性をトレーニングし、漢字を覚えたり黒板を写したりする力を養います。形の恒常性とは、見る角度を変えても形が同じだと認識できること。心の中で形を回転させることによって同じ形を見つける力を高めます。

「見つける」のなかから〔回転パズル〕の漢字版〔回転漢字〕に挑戦しましょう。

漢字の部品を組み合わせる課題なので、漢字力を養うことにもつながります。また、漢字を習っていない場合は、最初から枠の中に正しい漢字を書いておき、正しい漢字の組み合わせを選んで線で結んでもよいでしょう。低学年も、ぜひ、挑戦してみてください。

〔漢字さがし〕にチャレンジ!

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