<小5・小6>年のはじめ みんなで盛り上がる 子供の心と体を育てる 「折々のレク&ゲーム」⑧【高学年】

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子供の心と体を育てる「折々のレク&ゲーム」

今回のテーマは高学年のための「年のはじめ みんなで盛り上がる」レク&ゲーム。お正月明け、少しずつ始動しながら、学級のみんなで盛り上がるレクを紹介します。クラスがまとまり、子供たちが学校に行きたくなる「レク&ゲーム」の連載の8回目です。レク&ゲームは動画で分かりやすく、指導ポイントは授業者に話していただきます。

監修/東京都公立小学校指導教諭・岩田純一(THE体育代表)、アップ研究会
授業者/東京都公立小学校主任教諭・永井将太

レク1 背中合わせボール渡しリレー


あまり広くない場所でも、ボール操作をしながら、友達と協力してリレーを楽しむ。


ボール チーム数(子供の実態に応じて、ボールの種類を選択する)。
コーン チーム数


 クラスを4チーム程度に分けます。スタート地点と折り返し地点にコーンを置きます。
 長座の姿勢で足裏同士をくっつける、次は背中同士をくっつける、その次は足裏同士をくっつける……というふうに列を作ります。
 先頭から数えて2番目の人がボールを持ちます。
 2番目の人は1番目の人に、1番目の人は4番目の人に、4番目の人は3番目の人に……というふうに小さいパスと大きいパスを繰り返して、リレーをします。ボールを渡したら、列の後ろに並びます。
 折り返し地点に着いたら、向きを変えて並び直して再スタートします。

<活動の動画はこちら>

永井先生からの<ポイント&留意点>

レク2 マーカービンゴ


その場の状況判断とチームでの声かけを基にゲームを楽しむ。


マーカー 多数
コーン チーム数


 4、5人程度のチームに分かれ、走る順番を決めます。
 4色のマーカーを4×4の正方形にセッティング。このとき、対戦相手のチームがセッティングを行い、色がバラバラになるようにします。
 スタートの合図でスタートライン(スタート地点にコーンを置く)から1人ずつ交代でマーカーの位置を変えに行きます。ただし、マーカーは縦、または横の隣り合っているもの同士しか移動できず、1回ずつリレー形式で行います。斜めは移動できません。
 早く縦列または横列に4色そろえたチームの勝ち。

<活動の動画はこちら>

永井先生からの<ポイント&留意点>

レク3 隠れ鬼


誰が鬼か分からない状況で鬼ごっこをすることでスリルを味わいながら、判断力も高める。


マグネット 数個


 全員座って目を閉じます。教師が歩き回り、3~4人の子の肩をタッチ。肩をタッチされた人が鬼となります。自分が鬼だとは言わないようにします。
 鬼を選んだ後、お助けマンも3~4人選びます。お助けマンには、マグネットを渡します。自分がお助けマンだとは言わないようにします。
 スタートの合図で、鬼ごっこを始めます。鬼にタッチされた人は座ります。座るときはタッチされてから少し時間をおいてから座ると、誰が鬼か分かりづらくなり、おもしろくなります。
 鬼にタッチされ、座った後にお助けマンにタッチされると復活。お助けマン同士で助けることも可能です。

<活動の動画はこちら>

永井先生からの<ポイント&留意点>

レク4 ペアを見付けろ!


体を動かしながら、多くの友達と関わりながら、ゲームを楽しむ。


トランプ 1セット


 クラスを2チームに分けます。
 トランプをふせて、全員に1枚ずつ配付します。赤(ハート・ダイヤ)と黒(スペード・クローバー)が同数になるようにし、ジョーカーも配ります。赤と黒が同数になるようにジョーカーの数を調整します。ジョーカーは2、3枚程度。
 走り(歩き)回り、タッチした人とじゃんけんをします。勝った人は相手のカードを見て、交換するかしないかを選びます。
 自分と同じ色(ハートとダイヤ、スペードとクローバーがペア)、同じ数字の相手を見付けたらペアの完成です。ジョーカー同士はペアになれません。
 ペアを見付けることができたら、上がり。

<活動の動画はこちら>

永井先生からの<ポイント&留意点>

取材・文・構成/浅原孝子 撮影/北村瑞斗

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