小4らくらくUnit 4「What time is it?」③【モトヨシ先生のスライドde外国語活動】

小4【モトヨシ先生のスライドde外国語活動】

ゆたかな言語活動を行うためにICTを活用した授業が求められる外国語活動。しかし、様々なツールや教材を切り替えながらでは、手惑う場面もしばしばでしょう。本好利彰先生がこれまでの授業で作成してきたパワーポイント(スライド)教材は、これひとつ、授業の導入から終末までモニターに映すだけで授業を組み立てられる”お助け教材”です。「モトヨシ先生のスライドde外国語活動」で外国語活動の授業を、らくらくクオリティアップ!
今回は、Let’s Try! 2 Unit 4「What time is it? 今、何時?」の第3時のらくらく授業の進め方です。

執筆/福島県公立小学校教諭・本好利彰
監修/拓殖大学准教授・居村啓子

スライドは学級の実態に合わせて修正して使いましょう

小学校4年生の「Let’s Try! 2」のUnit 4「What time is it? 今、何時?」全4時の3時目の授業の流れです。本時も、私が作成したパワーポイント(スライド)を使った授業を紹介します。学級の実態に合わせて修正し活用してください。

パワーポイント(スライド)を使った授業の進め方
この記事の最後で、パワーポイントのファイルをダウンロードできるようになっています。必要な教師の発話やイラスト、音源などを挿入してあり、この資料を使うことで1時間の授業を行うことができるように作成してあります。このスライドを活用して、クリックしながら授業を進めてみてください。

  • クリックでスライドを進めるだけで、スムーズに授業を行えます。
  • デジタル教科書を使用する場合は、パワーポイントから切り替えてください。

目標と授業の流れ

【目標】
1日の流れを英語で言ってみよう
〇世界の国や地域によって時刻が異なることに気付くとともに、時刻や日課の言い方や尋ね方に慣れ親しむ。(知識及び技能)
〇自分の好きな時間について、尋ねたり答えたりして伝え合う。(思考力、判断力、表現力等)
〇相手に配慮しながら、自分の好きな時間について伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
【言語材料】
◎What time is it? It’s (8:30). It’s (“Homework Time.”) How about you? I like (TV) time.
◎ a.m., p.m.
○日課・時間([wake-up / breakfast/ study / lunch / snack / dinner / homework / TV / bath / bed / dream]time)

  1. 挨拶
  2. めあて
  3. 前時の復習
  4. ポインティングゲーム
  5. ビンゴ2
  6. スモールトーク
  7. デジタル教科書 Let’s Listen
  8. デジタル教科書 Activity
  9. ふりかえり

各活動の流れ

①挨拶

挨拶のあとに Unit 2 で学習した How’s the weather? を使ってその日の天気を聞いたり、Unit 3 で学習した曜日を聞くために What day is it today? と尋ねたり、既習事項を取り入れてみましょう。

②歌

Unit 2 の天気の歌、セブンステップス(ノーマル版とリバース版)や数字の歌です。

③めあて

めあての確認をしましょう。

④前時の復習

2時目と同じように復習を簡単にしましょう。

⑤ポインティングゲーム

1時目で行ったように取り組みましょう。

⑥ビンゴ2

前時と同じワークシートを活用し短針とa.m.とp.m.のどちらかも記入するようにします。前時から少しだけ言語材料を増やし、それが次の活動につながるようにしていきます。

前時と同じようにチャンツで教師が手拍子で

What time is it? 1, 2.(せーの)

What time is it?

と行うと、児童の声もリズムに合わせるので、不思議といつもより出ます。ALTは先程使った時計の教材を使って、まずは音声を聞かせます。例えば It’s seven a.m. It’s seven a.m. のように2回ほど音声を言ってから先程の時計で視覚的に答えを見せます。この順番を逆にしたり、同時にすると、児童が英語を聞く必要がなくなってしまいます。音声→教材時計→板書のように進めましょう。

私はスクリーンのビンゴワークシートの左右にスペースがあるのでそこにデジタルペンで最後は出てきた時間を書きました。同じ要領でALT2問、教師2問、そして児童に Any volunteers? と言って児童に答える機会を意図的に設けましょう。

Let’s ask B san, what time is it? 1,2.

What time is it?

この時も手拍子でリズムをとりましょう。児童は自分がビンゴになるように答えることができるので、より積極的に取り組むと思います。最後は How many BINGO did you get? と言って活動を終えましょう。

⑦スモールトーク

ここで次のデジタル教科書の内容とその次の Activity につなげることができるようにしましょう。スライドの英語の内容は自身に合わせて変更してください。私は以下のように行いました。その後、ALTにも同じ形で好きな時間と理由を言ってもらいました。本当の気持ちを伝えることが外国語活動では大切ですので、教師は自己開示をどんどん行っていきましょう。

スライド15から20を使って、スライド14(上画像)のやりとりを行ってみてください。もちろん自己開示で自分のものに変更していただいても大丈夫です。

⑧デジタル教科書 Let’s Listen 時刻を聞いて、時計を完成させよう

聞こえた時刻を聞き取って線で結ぶ活動です。また、理由も言っているので、その理由をしっかりと聞かせることで次のActivityへの段階的な言語活動となります。a.m. と p.m. は余白に記入するように伝えましょう。

 答え合わせのときは、児童とやり取りをしながら進めましょう。

(No.1を指さして)What time is it?

3 p.m.

That’s right. It’s 3 p.m.
Why? (What does he like 3 p.m?) It’s ・・・time? (板書のイラストを指さしながら聞きましょう)

Snack time.

It’s snack time. Very good. What snack does he like?

スウィート.

Good. He likes snack. I like snack, too. What snack do you like?

と話を広げることも可能です。

また、児童が It’s 3 p.m. と言えないとしても、その場で言い直しをさせるのではなく、教師が That’s right. It’s 3 p.m. と投げ返しをするとよいでしょう。同じ要領で、残りのリスニングの答え合わせも行いましょう。

⑨デジタル教科書 Activity

⑦⑧で行ってきたことから、今度は児童に好きな時刻と理由を考えさせます。ワークシートにまずは「あなた」の空欄を記入するように伝えましょう。

  • 時刻を記入する際は、短針が○時とぴったりの時刻になるように板書やスクリーンに書いておきましょう。
時間を記入した板書
  • 3時間目(本時)は学習したイラスト10個から1つ選ぶように指示しましょう。次時は10個のイラスト以外の好きな時間を思い浮かべさせ授業を進めていきます。
  • ワークシートの下線部は英語での記入は求めないでよいでしょう。

なかなか理由が書けない児童を支援しながら、ALTと協力して、机間巡視の際に時刻の言い方なども確認するとよいでしょう。次の活動の際に支援が必要であると思われる児童にしぼって指導することも考えられます。

まずは教師が一度、ALTとデモンストレーションを行いましょう。ワークシートは2人分のみとなっているので隣同士と前後の2回行うとよいです。活動の様子を見て、授業の最後に発表を行う場合は、教師―児童、ALT―児童、児童―児童などの発表のさせ方が考えられます。

⑩ふりかえり

本時の目標から振り返りを行いましょう。

居村啓子

居村啓子(いむらけいこ)
拓殖大学外国語学部英米語学科准教授。言語学博士。児童図書出版社、児童英語教育機関勤務、立教大学異文化コミュニケーション学部助教、上智大学言語教育研究センター嘱託講師を経て現職。2020年よりNHKラジオ「小学生の基礎英語」講師を務める。研究テーマは「子どもの第二言語習得」、「フレーゾロジー」。

本好利彰

本好利彰(もとよしとしあき)
福島県公立小学校教諭。福島県小学校・中学校・千葉県小学校教諭を歴任。また地区外国語教育推進リーダーを務める。2018年より拓殖大学外国語学部で「小学校英語教育入門」を担当。2021年東京書籍アドバイザー。

パワーポイント(スライド)ダウンロード

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構成/浅原孝子 イラスト/畠山きょうこ アニメーション/鶴岡信治

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