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夏休み明けの「荒れない学級づくり」ケース・スタディ

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学級崩壊・学級の荒れ:立て直しからリアルな緊急避難まで
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東京都公立小学校教諭

佐々木陽子

夏休み明けは生活習慣や学習習慣が乱れ、クラスが荒れやすいと言われます。荒れを防ぐために、中学年二学期の学級経営の留意点と、この時期にありがちな不安についてケース別に対応策を紹介します。

監修:東京都公立小学校主任教諭・佐々木陽子

荒れを防ぐ、二学期の学級経営のコツ

二学期は友達同士の喧嘩やトラブルが増える時期です。高学年に向かうこの時期に、まず教師がアメとムチを上手に使い分けることが大切です。

子供たちは優しいだけの先生を望んでいません。叱るべき時にちゃんと叱ってくれる先生がいることで安心して過ごすことができるのです。叱ることは勇気がいることですが、叱った後にちゃんと心のフォローができれば大丈夫です。

また中学年ならではの、有り余るパワーの発散方法を考えることも重要なポイントです。二学期に行われる大きな行事(学芸会、音楽発表会)や2分の1成人式等は、基本的に児童主体で進め、それぞれの活動リーダーや実行委員会を立ち上げるとよいでしょう。

子供たちを中心に計画や立案、進行していくなかで、リーダーを育て、そのリーダーをみんなで支えていくことがカギとなります。目の前に自分たちが目指すものがあることで、そこに全力を尽くすことができるため、子供たちの心やエネルギーを健全な方向に向かわせることができます。

ケース別:荒れを防ぐ学級づくりのポイント

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