密を避けて体を動かす集会活動 スポーツフェスティバル
感染予防のための取り組みをしながら、みんなで体を動かす集会活動を取り入れましょう。みんなで体を動かしたり、気持ちを合わせて応援したりすることで、気持ちのよい時間を過ごすことができます。例年通りの活動が難しいからこそ、そのような時間を設定し、子供たちが心も体もリフレッシュできる時間を確保していきましょう。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・杉本竜太

目次
集会活動を行うときは……
企画する
活動をスタートするときに大切なのは、子供たちの「みんなで○○がしたい」という思いです。運動会のようにみんなで体を動かしたい、上級生のクラスの集会が楽しそうだったから自分たちもやってみたいなど、子供たちの思いやつぶやきを取り上げることができれば、夢中になって活動に取り組むことができます。
一人ひとりが役割をもって活動に参加することができるように、実行委員を立てて活動を行うのもよいでしょう。
準備する
実際の活動については、教師が前もって、できること、できないことを明示して、子供がイメージをもちやすいようにします。そのうえで、子供たちの思いや工夫を生かした内容になるようにすることが望ましいです。
一人ひとりが活動に意欲的に参加することができるように、生活科や図工などの教科で学習した作品を使うこともよいでしょう(例 聖火台を作る、メダルを作る)。
実行委員が中心となって活動を進める場合には、プログラムを作る、開・閉会式の内容を考える、表彰式のしかた、聖火の点火のしかたを考えるなどの工夫をすることができます。

実践する

ふり返る
「みんなで準備してよかったな」「学級のみんなと体を動かして気持ちよかった」と、活動のよさを子供たち自身が感じることができるようなふり返りの時間にしましょう。
