低学年二学期は三学期に向け成長していく重要な学期

特集
夏休みあけの学級経営リスタート特集

一学期の経験を生かし、三学期に向かって成長していくかけはしとなる二学期。この時期の学級経営のポイントを紹介します。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・源 憲一

二学期の学級経営のポイント【小一】

学び合う楽しさを味わう二学期をめざして

一年生は、学校生活のリズムを整え、友達と学び合うことの楽しさを知ることができるようにしましょう。夏休み明けの時期は、まずは学校生活のリズムを整えるために、学級活動(2)ア「基本的な生活習慣の形成」、ウ「心身ともに健康で安全な生活態度の形成」に取り組んだり、家庭と連携したりして、元気に学校に通うことができるようにします。

そして、少しずつ友達と一緒に学ぶことや学び合う楽しさを知ることができるように、授業を展開したり環境を整えたりしましょう。

音読する子

二年生は、友達と関わり合う活動を中心にして、学び合うことの楽しさを知り、味わうことができるようにしましょう。意図的にグループ活動を設定し、がんばったことや成長を伝え合い、認め合う場面を設定します。

二学期の終わりの時期では、クラス全体に視野を広げ、「私たちのクラスは、あいさつが元気にできるところがよいところだよね」と、自分が所属する集団としてのクラスを捉えた子供の発言を取り上げたり、ほめたりしましょう。

二学期のがんばりを三学期につなげます。

子「今日の休み時間には…」

学級活動を生かす

学級活動(1)を中心として、子供たちの生活・学習の充実を図るのも一つの方法です。これまでと違った学習・生活のしかたをするなかで、「今だからこそできる」活動に取り組むことを考えるのもよいでしょう。

「密」を避ける工夫をしながら活動するなかで、 前述の内容を意識しましょう。

一年生は、友達と一緒に活動することの楽しさを知ることができるようにします。

二年生では、友達のよさを見付けたり、お互いに認め合ったりすることができる場面を設定します。特に二年生では、「こんな活動ができて、私たちのクラスってすごいね」など、学級集団を意識した発言を取り上げましょう。さらに、活動を通して学んだことを、子供たちが日々の学校生活や学習で生かしている姿を意識して見付け、ほめるようにするとよいでしょう。

先生「友達のよいところを見付けられてすごいね」

ふり返り、個人面談で三学期につなげる

二学期の成長を、子供自身が実感することができるように、ふり返りをていねいに行います。

二学期のふり返りを残しておき、三学期のめあてや活動を考えることができるようにしましょう。

二学期の個人面談では、子供のふり返りを基に成長を伝えましょう。三学期に向けて冬休みに取り組むことや、次の学年に向けての課題を共有します。

イラスト/佐藤雅枝

『教育技術 小一小二』2020年9月号より

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