代表委員会を自治的な活動の場にするポイント

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代表委員会では、児童会としての学校生活の充実と向上を図るために、学校生活に関する諸問題について話し合い、その解決をめざした活動を行います。「教師の適切な指導」のもと、学校の全児童が主体的に活動に参加するヒント、学級会のヒントを紹介します。

執筆/福岡県公立小学校教諭・大嶌裕也

のぞいてみよう! 代表委員会

①学校生活をよりよくする議題

話し合う議題は、課題を発見した児童の思いや願いが生かされるようにしなければなりません。話合いの目的を明確にして提案できるよう指導しましょう。

議題を提案する子
提案者、委員会代表者や各学級より

②リーダーとしての高学年の姿

高学年の児童が児童会の計画や運営を通して、リーダーとしての経験を積んだり、高学年としての自覚や自分への自信を高めたりできるようにすることが大切です。高学年の児童の役割や責任、役割を果たすための努力について指導しましょう。

代表委員会

③学級会でも使える! 話合いグッズ

提案用紙、司会用の話合いの進め方が書かれた用紙、黒板で使用している短冊カードや磁石など、話合いを円滑に進めるための様々な工夫を見つけて、学級会でも参考にしてみましょう。

話合いグッズ

④委員会活動と結びつけよう

児童の発意や発想を生かすなど、自主的、実践的に取り組むことができるように配慮することで、自発的、自治的な活動につながります。

放送委員と保健委員
委員会委員長など、各委員会の代表者
代表委員会
児童会計画委員会や運営委員会、代表委員会の計画や運営を行う組織

⑤異年齢集団による交流

上級生は下級生に対して思いやりの気持ちを持って接し、下級生は上級生に憧れや尊敬の気持ちを持って協力できるように指導しましょう。

代表委員会

⑥構造的な板書

ここでは、例として「雨の日の過ごし方」についての話合いを紹介しています。児童の発達段階に応じて、視覚的にもわかりやすい板書になるよう指導しましょう。はじめは、教師と一緒に行い、徐々に子供たちへ任せていきましょう。

代表委員会の板書

⑦教師の話

代表委員会などの児童会活動では、教師の適切な指導が必要です。児童のよさや頑張りを褒め、価値づけを行いましょう。特に、今後も伸ばしていきたい自発的、自治的な態度を褒めるとより効果的です。

教師

⑧配慮について

学級代表が参加していない低学年の学級に対して話合いの内容を忘れずに伝えましょう。低学年の児童の思いや意見が児童会活動に反映できるように話し合ってほしいことがあるか、事前に確認しに行くことも大切です。

また、代表委員会で話し合った内容は、「児童会だより」や「代表委員会だより」として、全校に知らせましょう。

イラスト/高橋正輝

『教育技術 小五小六』2020年6月号より

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