低学年の楽しい集会活動のポイント
新しく学級がスタートして学級生活にも慣れてきた時期にみんなで集会活動に取り組むことで、より学級生活を楽しく豊かにすることができます。前回の集会の経験も生かしながら、「みんなでやると楽しい」経験を重ねていきましょう。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・山本恭兵
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目次
子供の思いや願いをキャッチして
集会活動は、教師が主導するのではなく、子供の思いや願いから進めていきたいものです。普段から子供がどんな思いや願いをもっているのかを、教師がキャッチすることが大切です。子供との会話のなかや、休み時間のつぶやきなどから、子供の思いや願いをキャッチし、それを全体に広げて、集会活動を立ち上げましょう。
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めあてを大切に
子供の思いや願いから集会活動が立ち上がるとき、まずは集会のめあてを立てることが大切です。どうしてこの集会をしようと思ったのか、当日どんな集会にしたいのか、子供が具体的な姿で考えられるように、一緒にめあてを立てましょう。
めあてが決まったら、教室に掲示したり、合言葉として折に触れて言ったりすることで、子供がめあてを意識できて、準備中にいつでもめあてに立ち返ることができるようにします。
準備は一人一役で
活動のめあてやプログラムが決まったら、役割分担をして準備を進めます。低学年のうちは、一人ひとりに役割があるようにするとよいでしょう。何を準備すればよいか、何をがんばればよいかをはっきりさせることで、一人ひとりの子供が準備に取り組みやすくなります。
また、集会がうまくいったときに「自分ががんばったから楽しい集会になった」という達成感を味わうことができます。
活動例
「わくわく雨の日しゅう会」をしよう
①子供のつぶやきを拾って、活動を立ち上げる
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②めあてとプログラムを決め、役割分担をする。
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③準備を進め、集会をする。
④めあてに沿ってふり返りをする。
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イラスト/佐藤雅枝
『教育技術 小一小二』2020年6月号より