しっかり指導、楽しく工夫! 雨の日の安全指導

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雨の日が多くなるこの時期は、登下校時や校舎内での過ごし方について、安全指導を行う必要があります。子供たちが落ち着いて安全に過ごすことができるように配慮しましょう。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・塚本裕美

しっかり指導、楽しく工夫!雨の日の安全指導

登下校時の安全指導

登下校

傘を差して歩くときには、周りが見えにくくなります。前が見えるように傘をまっすぐ持つことや、車道にはみ出さずに歩くことなどを指導しましょう。また、傘をふり回して周囲に迷惑をかけないなど、雨がやんでいる場合の傘の扱い方も確認しておきましょう。

昇降口

雨の日の昇降口は、いつもより混雑します。教師が昇降口に立ち、交通整理をしたり、雨具の扱い方を指導したりします。傘や長靴、レインコートのしまい方についても、約束を決めておくとよいでしょう。

教師「長靴は、靴箱からはみ出さないように入れましょう」
傘立てに出席番号を付けておくと、自分の使う場所が分かり、安心して使えます。教師も、持ち帰るのを忘れている子に声をかけやすくなります。

校舎内での安全指導

雨の日は、校舎内の湿度が高くなり、廊下が滑りやすくなります。けがや事故につながらないように、廊下の歩行には、普段以上に気を付けるよう指導します。

また、どんな場所が危険かを学級で話し合って約束を決めたり、めあてを立てたりすると、子供たちの意識が高まります。

休み時間の過ごし方

雨の日が続くと外で遊べないため、休み時間は、係活動や読書の時間として過ごすのもよいでしょう。安全に配慮しながら、「雨の日も楽しい」と思える時間にしていきましょう。

こんな活動もできます】
●室内ゲーム

お絵かき大会、じゃんけん大会など、体の動きの少ないものを選びます。
●雨の日ボックス
トランプ・カルタ・パズルなど、雨の日だけ使ってよい遊び道具を箱に入れて、教室に置いておきます。
※ 設置にあたっては、学校や学年全体で共通理解しましょう。

雨上がりにも安全への配慮を
雨が上がった後には、遊具や鉄棒に水滴が付き、滑りやすくなっています。体育の時間や休み時間の前に、使用できるかどうかを教師が確かめておくことも大切です。下校時に雨が上がった場合は、傘を忘れずに持って帰るように呼びかけ、傘で遊ばないように指導しましょう。

イラスト/佐藤雅枝

『教育技術 小一小二』2020年6月号より

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