低学年6月の集会活動のポイント

みんなで役割分担をしたり、簡単な練習をしたりしながら集会活動に取り組むポイントを紹介します。

執筆/神奈川県公立小学校教諭・藤井 翼

低学年6月の集会活動のポイント

みんなでつくるという経験を

この時期の集会活動は、1回目の集会の経験を生かしてつくっていくようにしましょう。

まず、集会のめあてを立て、めあてに合った内容を考えていくことが大切です。みんなで役割分担をしたり、簡単な練習をしたりしながら集会活動に取り組みましょう。

役割分担は一人一役

集会の役割分担を決めるときは、全員に役割があるようにしていきます。何を準備すればよいか、何をがんばればよいかがはっきりしていると、子供が取り組みやすいでしょう。また、一人ひとりが自分の役割を果たした達成感を得られます。全員で分担して、一つの集会をつくる経験を多くさせましょう。

見通しをもって取り組む! ミニミニ活動計画表

見通しをもって取り組む!ミニミニ活動計画表

自分の活動内容を考え、書き出します。計画表に沿って準備を進めることで、見通しをもてます。また、項目が完了したらシールを貼るなどすると、自分ががんばったことが分かり、達成感にもつながります。

集会と話合いをつなげる

集会の準備を進めていくなかで、うまくいかないことやみんなで相談したいことが出てくると思います。そんなときは、教師がすぐに解決してしまうのではなく、「みんなで話し合ってみよう」と子供たちに投げかけてみます。

集会と話合いをつなげる

低学年のうちから、困ったときや心配があるときに、クラスで話し合い、解決につなげられるとよいでしょう。「何かあったときは、みんなで相談すればよい」「困っている友達をみんなで助けられた」という経験は、学級への所属感や一体感にもつながります。小さな話合いを積み重ねつつ準備を進めることで活動自体も停滞せずに進みます。

ふり返りを大切に

集会の終わりは、「楽しかったかどうか」だけでなく、集会のめあてや学級目標に合わせたふり返りも行いましょう。学級の実態に合わせて、一人ひとり書いたり、意見を出し合ったりすることが考えられます。どのような方法でも、ふり返りを足跡として残し、それらを基に次の活動に取り組むと、活動の質が高まっていくでしょう。

みんなで振り返る

プログラムのアイデア

思い出ビンゴ

  1. グループで一学期の楽しかったことやがんばったこと、成長したことを出し合いながら、9マスにエピソードを書きます。
  2. 1グループずつ、マスに書いたことをそのときのエピソードとともに発表します。
  3. 同じエピソードを書いていたグループは○を付けることができます。1列そろったらビンゴです。

    ※ なかなかビンゴカードが書けない子供もいます。教室の掲示物や写真を見てから、カード作りをするように投げかけましょう。
教室の掲示物や写真を見てから、カード作りをするように投げかける

ふり返りすごろく

  1. 一人1枚、八つ切りの画用紙に一学期にあったクラスの出来事を書きます。このときにあらかじめ、「○マス進む」や「1回休み」などの特別マスの担当を決めておくとよいでしょう。
  2. 大きなサイコロとコマ(グループに一つ)を用意します。
  3. ①を床につなげて置きます。
  4. グループ内でサイコロを振る順番を決めて、グループ対抗ですごろくを楽しみます。

    ※ 安全面にも配慮しましょう。机や椅子を片付けるなどして、広いところで活動するとよいでしょう。

友達クイズ

  1. 友達の特技や好きなものを3択クイズにします。
  2. 「サッカーが好きなのは、次の3人のうち誰でしょう」や「△△さんが得意なことは、次の三つのうちどれでしょう」など、クイズの幅をもたせると楽しめます。
友達クイズ

学級目標を進化させるセレモニー

一学期の終わりに行う集会活動です。集会のなかに学級目標を進化させるセレモニーを入れ、自分たちの成長をふり返りましょう。

セレモニーの流れ〈例〉

子供が学級目標の進化について話します。

子供が学級目標の進化について話す

学級目標の掲示などを進化させます(学級目標の掲示物を変化させます)。

学級目標の掲示などを進化させる(学級目標の掲示物を変化させる)

お祝いの歌を歌う

※ お祝いの歌以外にも、写真撮影をしたりゲームをしたりして、学級目標が進化したことをクラスで祝えるとよいでしょう。みんなでお祝いをすることを通して、自分たちが学級目標に近付いていることを実感できます。

イラスト/佐藤雅枝

『教育技術 小一小二』2020年7/8月号より

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