習慣になる指導を!小一小二6月の保健・衛生指導
6月は雨が降る日も多く、じめじめしていて、体調を崩しがちなときでもあります。また、感染症予防のためにも、この時期に、日々の手洗い・うがいなどの指導をしっかりと行うとよいでしょう(特別活動 学級活動〈2〉の授業で扱うことも考えられます)。
執筆/神奈川県公立小学校教諭・塚本裕美

目次
手洗いの習慣と正しい手洗いのしかた
子供たちのなかには、手を水で濡らしただけで洗った気になっていたり、ハンカチを持っていなかったために服で拭いたりする子供もいます。衛生や清潔のためには、正しく手洗いをすることが大切であることを指導しましょう。養護教諭と協力して指導するのもよいでしょう。
手洗いを習慣化するために、「歌に合わせて」「合言葉(かけ声)に合わせて」などの工夫も考えられます。

汗を拭く習慣を
体育の授業の後、かいた汗をそのままにしておくと、風邪をひいてしまうこともあります。
汗をかいたらタオルで拭く習慣が身に付くように声をかけていきましょう。汗拭き用のタオルを持ってくるように、学年だよりや学級だよりでお知らせするのもよいでしょう。
