居心地のよい教室環境の整え方9つのポイント解説
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教室環境は、子供たちが居心地のよい場所になるように工夫しましょう。9つのポイントを挙げて解説します。
執筆/東京都公立小学校教諭・佐々木陽子
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目次
教室環境 各場所のポイント
①テレビやパソコン
掃除をおろそかにしがちな場所です。埃がたまりやすく、ネットの接続にも支障をきたすことがあるので、こまめに掃除します。
②先生の机
書類や教科書などを出しっぱなしにせず、机の中や本棚にしまい、机の上には何も置かないように心がけましょう。
③クラス目標
みんなで決めたクラス目標を掲示し、定期的にふり返ります。目標に向けての意識が深まります。
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④当番や係活動のコーナー
当番を輪番制にして仕事を分担します。また、係からのお知らせなどを掲示します。
⑤みんなで使用できるコーナー
共有の遊び道具や教材教具を置いておく。自由に使わせます。
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⑥出入口
教室での着替えを考えて、ドアに小窓などが付いている場合は、カーテンなどで隠せるようにしておきます。
⑦空いているロッカー
ロッカー習字セットや絵の具セットなど、毎日使わないものを種類ごとにまとめて収納します。
⑧作品の掲示
月に1回は掲示を更新します。学習カードや観察カードを差し込むことができるポケットファイルなどをセットしておくと便利です。
⑨掃除ロッカー
ほうきやちりとりをしまう位置を写真に撮り、扉の内側に貼っておくと子どもが写真通りに整理整頓をしていきます。
イラスト/山本郁子
『教育技術 小三小四』2020年4/5月号より