運動会で使える!小学生向けヒップホップのステップ【動画】
運動会やその他の行事などで小学生へのダンス振り付けや指導に頭を悩ませている先生方も多いのではないでしょうか。ここでは、ダンサー・振付師の若葉市之丞さんが、ヒップホップのステップを動画でレクチャー! 低学年・中学年・高学年それぞれに向けた3種類のステップについて、基本からカッコよく見えるポイントまで解説してくれました。
目次
クロスステップ(低学年向け)
「クロスステップ」を動画で解説!
(下の記事では動画の内容をまとめています)
クロスステップは、脚を閉じている状態、開いている状態、どちらからでも始められるのが良いところ。
やり方はとっても簡単!
- 脚を開いた状態からジャンプして脚をクロスして閉じる。
- 今度は、ジャンプをしながら開く。
「ジャンプをしながら」というのがポイントです。
応用1 進行方向を変える
左を向きたいときは右脚を前に。
90度だけではなく、180度回転して後ろを向くこともできます。
応用2 スピードアップ
盛り上げたいところ、ポーズを決める前に取り入れるとカッコイイ!
「クロスステップ」のポイントは二つ!
- ジャンプする
- カッコよく見せるには、手を使って表現する
クロスステップ自体は難しい動きではありません。カッコよく見せるには、手の動きが重要!
脚を開いたときに手も広げる、脚をクロスした時には腕を下に落としたり前に向かって腕もクロスするなど、自由に表現してみてください。
ランニングマン(中学年向け)
「ランニングマン」を動画で解説!
(下の記事では動画の内容をまとめています)
数年前に大流行したことも記憶に新しい「ランニングマン」は、ヒップホップダンスの中でもメジャーなステップです。
難しく考えないで、
「ケン・ケン・パ」の「パ」を横ではなく縦に開く。
こう考えると分かりやすい! そして、
開く際は必ず、上がっている方の脚を前に出す。
ついつい脚を後ろにやってしまう子もいるので、最初に教えてあげましょう。
応用1 斜めに行う
基本のランニングマンを左右の向きで行います。
真横だと振り幅が大きすぎて危険性も高まるため、斜め左右にしましょう。
応用2 移動する
体をひねりながら移動すると、見ている人が「おっ! ダンス知ってるね!」と感じるようなカッコいい動きになります。
右脚を上げたときは左に体をひねり、左脚を上げたら右にひねる…、を繰り返すと、骨盤の動きで前に出ていくことになります。
「ランニングマン」のポイント2つ
- 大きく脚を開く
- 手を使って表現する
脚の動きが小さいと、何をやっているのかよくわからなくなってしまうので、脚は大きく開くようにしましょう。そして、ステップさえ「ランニングマン」だというのがわかれば、 脚を上げたときに手も上げる、腕を前に出す…など、手の使い方は自由です!
ポップコーン(高学年向け)
「ポップコーン」を動画で解説!
(下の記事では動画の内容をまとめています)
難しく考えがちなのですが、実は、縄跳びの「キック跳び」の足が、ポップコーンなのです!
「1でジャンプ(膝を折る)、2でキック(その足を前に出して蹴る)」を左右交互に行うことを繰り返します。
「ポップコーン」の応用3つ
応用1 サイドポップコーン
キックをしながらちょっと横に跳んで、その脚をついて、違う方の脚を後ろにクロス。後ろにある脚をキック…の繰り返し。
サイドポップコーンと基本のポップコーンを組み合わせた動きをつくることもできます。詳しくは動画をご覧ください!
応用2 真ん中のポップコーン
サイドポップコーンの3回足踏みをするやり方を、左右ではなくその場の真ん中で行います。
応用3 後ろのポップコーン
キックを体の前でなく後ろに向けて蹴ります。これはちょっと難易度が高いかもしれませんが、高学年はチャレンジしてみてください!
同じ「ポップコーン」に横や後ろへの動きを取り入れれば、ダンスをあまりよく知らない人から見たら「色々なステップが組み込まれている!すごい!」と感じてもらえるはずですよ。
…いかがでしたか?
基本のステップが身に付けば、バリエーション次第で、見栄えのするカッコいいダンスができそうですね。先生もいっしょに、Let’s Dance♪